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西垣 孝則 |
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平成11年12月7日から9日にかけてパシフィコ横浜においてマイクロウェーブ展'99(主催:電子情報通信学会APMC国内委員会)が開催されました。通信総合研究所は、AIAA(米国航空宇宙学会)衛星通信フォーラムのブースに技術試験衛星8型(ETS−VIII)搭載実験機器、および準天頂衛星の軌道モデル装置を出展しました。また、インターネットによるWWWホームページ閲覧コーナも設けました。 AIAA衛星通信フォーラムは、平成10年2月に日本で開催されたAIAA第17回衛星通信システム国際会議の後、AIAAの日本支部的な組織の立ち上げを検討した結果、当面衛星通信技術を中心とした活動を行うため平成11年1月に発足したものです。今回の出展は、その活動の一環として宇宙開発関連技術のアピールを行うことを目的としています。衛星通信フォーラムのブースへの出展機関は当所の他、次世代衛星通信・放送システム研究所、川崎次世代LEOリサーチセンタ、宇宙開発事業団、東芝、日本電気、富士通、三菱電機でした。 展示会入場者数は3日間で延べ約5000人に上り、多くの人にフォーラムのブースへ立ち寄っていただきました。来場者の多くがまず足を止めるのは準天頂衛星軌道モデル装置でした。準天頂衛星は、静止衛星軌道の軌道傾斜角を45度にした軌道を回る衛星で、日本の上空を通過するためビルの谷間でも通信が可能な衛星です。この衛星の軌道は地球表面に8の字の軌跡を描くため、通称8の字衛星といいます。軌道モデル装置はこの8の字を描く様子を模型にしたものです。やはり動く模型が入場者の興味を引くようです。 AIAA衛星通信フォーラムの知名度はまだ低く、今後活動を盛り上げていくためには今回の出展のように機会のある毎にPRしていくことが必要であると考えています。 (宇宙通信部)
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