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澤田 史武 |
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本年2月号のCRLニュースで平成11年度の特許流通フェアの出展報告をしましたが、本年度の特許流通フェアが9月末の東京を皮切りに全国11箇所で順次開催されます。特許フェアは、特許を提供したい人と特許を活用したい人の出会いの場であり、特許庁・各地方通産局の主催により全国主要都市で開催され、CRLとしてはこのうち4箇所に出展を予定しており、ここでは9月の東京での出展報告をします。 今回の出展は全部で165の企業・団体が参加し、その内訳は民間企業が123、大学・技術移転機関(TLO)14、国公立試験研究機関(国研)12、特許流通支援機関その他16となっています。大学・TLO関係では、東海大学、早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、千葉工業大学、関西TLO(株)などが出展しました。また、国研では、工業技術院傘下の各研究所や県工業技術センターが今回も出展しています。通産省以外の国研で出展したのはCRLのみです。これは科学技術庁関係の研究所の技術移転は、科学技術振興事業団(JST)に全て任せていることによるものと思われます。 フェア当日CRLブースでの展示(写真1)は、前回のフェアから8ヵ月余りしか経過していないにもかかわらず、新たに多くの展示やデモを行うことができました。今回持込んだ特許は前回の特許(33件)に、新たに追加した特許(16件)を加えた49件の公開特許です。そして、新たに追加した展示や装置のデモを行った特許は表(左下)の通りで、それぞれCRLのロゴが入った製品カタログが出来ています。また、今回初の試みとして、光技術部の梅野主任研究官が“プロパテント時代の国有特許活用のすすめ〜カオス理論に基づくソフトウェア特許を中心として〜”と題してプレゼンテーション(写真2)を行いました。CRLのプレゼンテーションは、他のそれと比べてかなり異色のものではありましたが、タイムリーで、かつ大きなPR効果が得られたと思います。 前回の特許フェアが縁で実施契約を結んだ特許が、さらに別の企業からも引合いがあり現在交渉が順調に進んでいます。数年前からCRLの特許実施契約件数が増加傾向にあります。今後もこのような機会を利用してCRLの技術移転を進めていきたいと考えています。 (企画部 企画課 成果管理係長)
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展示、デモを行った製品
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CRLが出展する平成12年度特許流通フェア
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