新型コロナウイルス感染拡大防止のため、 「耐災害ICT研究シンポジウム2020」は中止となりました。
なお、講演予定者のご了解を頂けた発表資料につきましては、後日本Webサイトにて公開することを検討しています。
2020年3月5日
昨年は例年に増して非常に強い勢力をもった台風が発生し、その風水害の影響は関東甲信越から東北まで広大な地域に及びました。災害情報サイトへのアクセス集中に伴うサーバーダウン、蓄電池等非常用電源の放電による携帯電話基地局の停波等によって生じた情報通信インフラの脆弱性にも改めて注目が集まりました。また一方、東京オリンピックの開催を見据えた通信キャリアにおける5Gシステムの導入開始と新たに設けられたローカル5G制度など地域の安心安全を支える新しい情報通信インフラがその姿を現しつつあります。
本年度のシンポジウムでは、耐災害ICTの可能性と新たな構想とともに次世代情報通信インフラの可能性を紹介します。あわせて情報通信研究機構(NICT)及び耐災害ICT研究協議会における耐災害ICT研究の成果展示を行います。