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「NICT情報通信セキュリティシンポジウム2012」開催報告

ネットワークセキュリティ研究所 企画室 室長 沼田文彦


●佐藤健治総務省セキュリティ対策室長挨拶 ●佐藤健治総務省セキュリティ対策室長挨拶

●榎並和雅NICT理事による主催者挨拶 ●榎並和雅NICT理事による主催者挨拶

NICTでは2012年2月10日(金)、ベルサール九段(東京)にて「NICT情報通信セキュリティシンポジウム2012―情報セキュリティ技術の現状と今後―」を開催しました。

本シンポジウムは「情報セキュリティ月間」関連行事として毎年実施され、今年で第6回となります。情報通信セキュリティに対する国民的な関心の高まりから、多数の参加者があり、情報通信セキュリティを取り巻く現状の課題共有とともにNICTネットワークセキュリティ研究所の研究活動を広く知っていただくよい機会となりました。

シンポジウムは、榎並和雅NICT理事の主催者挨拶、佐藤健治総務省情報流通行政局セキュリティ対策室長の挨拶で開会し、3部構成で外部有識者による講演及び諸課題に対するNICTネットワークセキュリティ研究所の取り組みについて紹介しました。

【第1部】
クラウドセキュリティの現状と今後/ Future Network のセキュリティ
【第2部】
サイバーセキュリティ技術の現状と今後
【第3部】
暗号技術の現状と今後

情報通信セキュリティ技術に対する関心の高まりから、情報通信系企業を始めとする民間企業や大学、官公庁等から250 名を超える参加があり、質疑も活発に行われました。情報通信セキュリティに対する脅威が高度化・複雑化し、また社会的な主張にサイバー攻撃が使われ日本に対していつ脅威が発生してもおかしくない状況において、関係機関の連携を強固にし、オールジャパンで対策に取り組む必要があり、NICTもその中で重要な任務を果たしていきたいという、高橋幸雄ネットワークセキュリティ研究所長の言葉でシンポジウムは閉会となりました。

最後にシンポジウム開催にあたり、ご協力をいただいた多くの皆様方に感謝を申し上げます。

●シンポジウムの模様
 ●シンポジウムの模様

プログラムの詳細については、 https://www.nict.go.jp/info/event/2012/02/pdf/20120210-01.pdf をご覧ください。

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