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第4回「震災対策技術展」宮城出展報告 電磁波計測研究所 耐災害ICT研究センター

2013年8月8・9日の2日間、仙台市内で第4回「震災対策技術展」宮城(主催: 「震災対策技術展」宮城 実行委員会)が開催され、NICTは出展及びセミナーを実施しました。この催しは、「災害に強いまちづくりで、明るい未来を築く。」をテーマとして、地震、津波、水害、土砂災害などの対策技術に関する出展とセミナーで構成され、今回は延べ3,613名の来場者がありました。NICTブースには、建築、通信、防災、医療など様々な業界、自治体の関係者が来訪し、電磁波計測研究所が実施する航空機搭載合成開口レーダ(Pi-SAR2)の災害時利用や、建築物の非破壊検査技術、耐災害ICT研究センターの研究拠点概要とワイヤレスメッシュネットワーク実験施設の説明に強く興味を持っていただけました。セミナー会場では、耐災害ICT研究センターワイヤレスメッシュネットワーク研究室の浜口清室長が産学官連携による耐災害ICTプロジェクトの状況と課題について講演し、会場からは、災害時でも“つながる”通信技術の課題などについて質疑応答が行われました。

今後は、展示会場でいただいたコメントを参考に、研究開発をさらに発展させたいと思います。

● 出展内容:

  • Pi-SAR2による津波後の仙台空港の観測 [電磁波計測研究所]
  • 赤外線二次元ロックインアンプを用いた建造物非破壊検査 [電磁波計測研究所]
  • レジリエントな情報通信社会の実現のための産学官連携拠点 [耐災害ICT研究センター]
  • レジリエントな社会を実証するワイヤレステストベッドの構築 [耐災害ICT研究センター]

● セミナー

「災害に強い情報通信技術の実現に向けた研究開発の状況と課題について」
 浜口清(耐災害ICT研究センター ワイヤレスメッシュネットワーク研究室 室長)

展示説明の様子
展示説明の様子

セミナーでの講演
セミナーでの講演

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