JIS
JIS(Japanese Industrial Standards)は、産業標準化法に基づいて制定される任意の国家規格である。
JISが法令の技術基準等に引用される場合、その法令において強制力を持つことになる。
JIS X 8341-3:2016
JIS X 8341-3:2016の正式名称は、「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」)である。
高齢者や障害のある人を含む全ての利用者が、使用する端末、ウェブブラウザ、支援技術等に関係なく、ウェブブラウザを利用することができるようにすることを目的としており、ウェブコンテンツが満たすべきアクセシビリティの品質基準として、レベルA、レベルAA、レベルAAAの3つの達成基準が定められている。
ISO/IECガイド71
「ISO/IECガイド71」とは、2001(平成13)年11月にISO(国際標準化機構)とIEC(国際電気標準会議)が共同で発行した国際的な指針であり、高齢者・障害者のニーズに配慮するための規格を作成する際の基本指針となるものである。日本国内においては、2003年6月、ISO/IECガイド71を基に「高齢者及び障害のある人々のニーズに対応した規格作成配慮指針(JIS Z 8071:2003)」がJIS化されている。
WCAG2.0
WCAG(Web Content Accessibility Guidelines)は、ウェブコンテンツのアクセシビリティに関する国際的な指針であり、2008年12月、WCAG 1.0を改正したものが公開されている。
○情報報通信アクセス協議会「ウェブアクセシビリティ基盤委員会 (WAIC)」による日本語訳
https://waic.jp/docs/WCAG20/Overview.html
W3C
WC3(World Wide Web Consortium)は、ウェブ技術に関する標準化を行う非営利団体である。
HTML、HTTP、XML等の仕様を策定している。
みんなの公共サイト運用ガイドライン
「みんなの公共サイト運用ガイドライン」は、国及び地方公共団体等の公的機関(以下、「公的機関」という。)のホームページ等が、高齢者や障害者を含む誰もが利用しやすいものとなるように、公的機関がウェブアクセシビリティの確保・維持・向上に取り組む際の取組の支援を目的として作成された手順書である。
○みんなの公共サイト運用ガイドライン(2024年版)
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/b_free/guideline.html