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受賞のコメント
約10年前インターネットやコンピュータネットワークに関係する記事を掲載して以来、情報処理学会会誌にWIDE Projectや当機構のJGNに関する記事や特集を提案し編集してきました。特に昨年度、IPv6特集、JGN2特集などにご執筆いただいた皆様、有意義な提案をしてくださった皆様に感謝します。今後とも情報処理学会への御参加を是非お願い申し上げます。ありがとうございました。
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受賞のコメント
本研究では、量子力学の基礎理論から予想される量子測定を具体的に実現する設計理論を確立しました。その成果を評価して頂き大変光栄に思います。本成果は、光通信・計測の極限的な性能を実現する量子受信機を設計する基礎理論であり、今回の賞を励みに、この後はその実現に向けた研究開発を強く進めたいと思います。量子ICTグループの皆様及びNICT内外の多くの共同研究者の方々に深く感謝いたします。
受章者 | 増子 治信(ますこ はるのぶ) 首席研究統括 |
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平成21年春の褒章:紫綬褒章受章 |

受章のコメント
このたび紫綬褒章を頂き、理事長並びに理事の皆様をはじめ、NICTの皆様に御礼申し上げます。本受章の対象は、航空機搭載合成開口レーダということで、特に電磁波計測研究センター電波計測グループの皆さんとの共同の受章と思っております。また、入札作業や開発費不足の際の予算の前倒しなどで、会計や企画、総務の皆様に多大な支援を頂きましたことに、改めて感謝いたしたいと思います。合成開口レーダは、本来アンテナの大きさで分解能が決まるレーダに対して、医療で使用されているCTスキャンに類似した原理で分解能を飛躍的に高める技術であり、幅広い応用分野を持つことから夢のレーダ技術として、電波研究所時代に電波による地球観測を開始して以来、開発の実現が悲願でありました。国内で唯一の電波の研究機関が開発するのだから世界でトップレベルのものを開発しなければいけないということで、関係の皆様に大分無理や勝手なお願いをいたしましたが、総務省を含め皆様のおかげをもちまして、今日高い評価を得て仕事の輪も広がっていることは、夢のようでございます。紫綬褒章受章は通信総合研究所から数えまして3人目でありますが、今後NICTの情報通信分野の研究成果が広く評価され、多くの受章者が輩出することを祈念いたしたいと思います。