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平成22年度「NICT科学技術ふれあいday」開催報告
いろいろなカメラで実演中の寶迫巌グループリーダー

いろいろなカメラで実演中の寶迫巌グループリーダー

2010年4月24日(土)に、文部科学省が定めた科学技術週間における行事の一環として、小学校高学年を対象としたイベント「NICT科学技術ふれあいday」を開催しました。

今年度は、新世代ネットワーク研究センター先端ICTデバイスグループ寶迫巌グループリーダーが「目に見えない光を捉えるテラヘルツカメラ」の講演を行い、それにちなんだ工作教室として「身近なものでカメラをつくろう!」を開催しました。

講演では、「カメラは、光を映すだけではなく、目に見えない光を捉えて社会の役に立っているカメラもある」という話を、光の波長の話やカメラの仕組みをやさしく解説した後、サーモカメラで温度の違う物を写して見え方の違いを実演しました。工作教室では飲み物パック、黒い画用紙、虫眼鏡など身近な材料を使って、オリジナルカメラを作成しました。完成後は、おのおのカメラを覗いて焦点やピントの仕組みを学びました。終了後、参加者に記入してもらったアンケートには、「カメラの仕組み・作り方や光・人の目について、よくわかりためになった」「楽しかった」等々の感想が書いてありました。

NPO法人CANVASの熊井晃史氏によるオリジナルカメラ工作教室

NPO法人CANVASの熊井晃史氏によるオリジナルカメラ工作教室

参加した子どもたちにとって、今回のイベントは、今まで知らなかったことを知った喜び、もの作りの楽しさを体験できた貴重な1日になったことと思います。最後には大満足な笑顔一杯の記念写真を撮ることができました。今後もこのようなイベントを通して、皆様に科学の楽しさを広めていきたいと思います。

笑顔一杯の記念写真
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