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情報バリアフリーのための情報提供サイトをリニューアル

情報通信振興部門 事業支援室

平成16年11月1日、NICTの 情報バリアフリーのための情報提供サイトをリニューアルしました。

本サイトは、平成14年7月に当時の通信・放送機構(TAO)が開設以来、情報バリアフリー社会の実現に向けて、関連する 情報を広く提供してきましたが、今回、その内容を刷新し、より有益なサイトとして再スタートしました。このサイトは、 身体障害者の利便の増進に資する通信・放送身体障害者利用円滑化事業の推進に関する法律(障害者利用円滑化法)第4条に 規程する業務の一環として、総務省からの補助金によりNICTが運用するもので、サイトの性格上、障害のある方も利用 できるよう、使い勝手(ウェブ・アクセシビリティ)に配慮しています。

提供コンテンツのあらましは次のとおりです。

  1. 「連載コーナー」は情報バリアフリーに関する有識者・事業者へのインタビューのコーナーで、第一回は日本点字図書館の録音図書配信サービスを紹介しました。
  2. 身体に障害のある方・高齢の方、更にその家族の方にも役立つコンテンツとして「情報バリアフリー通信・放送サービス」の記事を充実させました。
  3. 情報バリアフリー社会実現を目指し制定された、基本規格・共通規格・個別規格の3階層からなる「情報バリアフリー分野の規格」について紹介しました。
  4. 「ウェブコンテンツ・アクセシビリティ(副題:みんなのウェブ)」コーナーでは、高齢の方や障害のある方がWebサイトを利用するときのバリアをなくす方法や本年度新たに制定されたJIS規格について紹介しています。また、「みんなが使えるホームページの作り方」(パンフレット)や「ウェブヘルパー」(アクセシビリティ点検ツール)のダウンロードも可能です。
  5. 「関連情報」では関連する法令、施策、調査研究及び統計データ等の情報を、「リンク集」では関連する団体、情報バリアフリーの理解を助ける情報等のリンク先を掲載しています。

事業支援室及び関連部門では、情報バリアフリー社会の実現に向けた取組みとして、本サイトによる情報提供の他、 以下に示す各種助成金の交付や研究開発等を行っています。

今後とも、関連部門との連携を深め、情報バリアフリー社会の実現に向けた貢献を続けます。