NICT電磁波計測研究所および次世代安心・安全ICTフォーラム(会長: 髙畑文雄)は、 2014年2月6日と7日の両日、パシフィコ横浜で開催された第18回「震災対策技術展」横浜に出展しました。また、2月7日に同アネックスホールにおいて「災害・危機管理ICTシンポジウム2014−危機管理のためのセンシング技術と情報伝達−」を開催しました。シンポジウムでは午前中に2件の基調講演、午後に4件の講演があり、NICTからはネットワークセキュリティに関して衛藤将史主任研究員が、レーザーによるセンシング技術に関して水谷耕平総括主任研究員が講演を行いました。シンポジウムには自治体・官庁の防災担当者、大学、および防災機器製造事業者など約160名が参加しました。発表資料はWebサイトで公開中です。(http://ictfss.nict.go.jp/yokohama2014/index.html)
展示会では、NICTから「航空機搭載合成開口レーダ(Pi-SAR2)による観測~機上処理によるデータ提供時間の大幅短縮~」、「フェーズドアレイ気象レーダ」、「赤外線2次元ロックインアンプを用いた建造物非破壊検査技術」、「小型無人飛行機利用中継技術」、「WINDS衛星回線小型車載局」、および「耐災害ワイヤレスメッシュネットワーク−NerveNet(ナーブネット)−」などについてパネルや実機による展示を行いました。また次世代安心・安全ICTフォーラム会員による災害対応への取り組みに関するパネル展示が行われました。 本展示会の来場者数は14,408名で、NICTブースにも多くの来場があり、NICTの震災・災害対策技術への高い関心をうかがい知ることができました。
1403号_9p(印刷用、1.25MB、A4 1ページ) |
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