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「NICT情報通信セキュリティシンポジウム2014」開催報告

NICTでは2014年2月13日、コクヨホール(東京都品川区)において「NICT情報通信セキュリティシンポジウム2014」を開催しました。今回で8回目を迎えるこのシンポジウムは、政府が設定する「情報セキュリティ月間」である2月に毎年開催しています。当日は、民間企業や大学、官公庁等から情報セキュリティ関係に携わる方々を中心に多数ご参加いただきました。

講演は3つのテーマ別に進行し、各テーマに関する招待講演の後、NICTのネットワークセキュリティ研究所およびサイバー攻撃対策総合研究センターで行われている研究開発について、進捗状況やトピックスの報告を行いました。

ネットワークセキュリティに対する関心が高まる中の開催であったこともあり、ネットワークトラフィックの観測結果と具体的なサイバー攻撃との相関に関するご質問や、研究開発の成果をシステムとして世の中に公開してほしいというご要望など、各講演について活発な意見交換がなされました。また、当日のアンケートでは、最先端の研究開発の強力な推進や一般への普及啓発活動を望むご意見や、海外のトップリサーチャの招待講演を引き続き実施してほしいなどのご要望をいただきました。

「ネットワークセキュリティはNICTの中で最重要課題の1つとして取り組んでいる。中立的な研究機関として、研究成果を出していくだけでなく、我が国のネットワークセキュリティ研究の一層の活性化と社会への貢献を果たしていきたい」というNICT今瀬理事の言葉で閉会しました。

プログラム
第1部 高度なセキュリティ機能を実現する暗号プロトコルとその安全性評価
招待講演
「高度なセキュリティ技術に向けた暗号プロトコルの研究動向」
今井 秀樹 中央大学 教授
招待講演
「暗号プロトコル評価技術コンソーシアムの取り組み」
手塚 悟 東京工科大学 教授
「暗号プロトコルの安全性評価と国際標準化への寄与」
松尾 真一郎 NICTセキュリティアーキテクチャ研究室長
第2部 ネットワークセキュリティ研究の最前線
招待講演
「Taming the Malicious Web」
Christopher Kruegel カリフォルニア大学 教授
「ダークネットからライブネットへ ─サイバーセキュリティ研究最前線─」

井上 大介

NICTサイバーセキュリィ研究室長
NICTサイバー防御戦術研究室長

第3部 SSL/TLSとそれを支える暗号技術の安全性評価
招待講演
「RC4の脆弱性と SSL/TLS への攻撃」
五十部 孝典 ソニー株式会社
「SSLサーバ証明書におけるRSA公開鍵の安全性について」
盛合 志帆 NICTセキュリティ基盤研究室長

シンポジウム会場の様子
シンポジウム会場の様子

このシンポジウムの詳細および当日の講演資料については、
 http://www2.nict.go.jp/nsri/plan/H26-symposium/をご覧ください。

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