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全国高等専門学校プログラミングコンテスト 〜開催報告

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日 時  2013年10月13日(日)~14日(月)
場 所  旭川市民文化会館
 

概要

10月13日(日)~14日(月)の2日間にわたり、第24回全国高等専門学校プログラミングコンテストが旭川文化市民会館にて開催されました。今回は主催者側の協力を得て、初めて、デモンストレーション会場の場で公式にNICT賞授賞式も開催されました。 (独)情報通信研究機構 ICTメンタープラットフォームメンターの今野穣氏(株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー)、勝屋久氏(プロフェッショナルコネクター)、香田哲朗氏(株式会社アカツキ 共同創業者 取締役 COO)とともに、多くの優秀な学生と出会うことができました。

当日スケジュール

■10月13日(日)
09:30~10:00 開会式
10:10~17:00 課題・自由部門プレゼンテーション審査及びデモンストレーション 観覧
 
■10月14日(月)
09:00~13:00 課題・自由部門デモンストレーション 観覧
13:15~13:30 NICT賞授賞式
15:00~16:30 閉会式


 

 

 




展示している高専学生らの説明を聞くメンター。上から今野穣氏、勝屋久氏、香田哲朗氏。
 

【NICT賞受賞チーム】

自由部門・課題部門(テーマ:「ICTでサポートする明るい少子高齢化社会」)にエントリーしているプランに対して、メンター協力の下、NICT独自の視点で審査を行い、起業家甲子園へ推薦する高専を2組選抜しました。

人人人 —わっつあっぷぴーぽー—
小山工業高等専門学校 代表 都井大樹氏ほか4名
≪プラン概要≫
会場内に設置されたトランスミッタから電波を出し、レシーバで受信する。この電波の伝播経路に人がいると電波が遮られることを利用して、この時の受信強度によって混雑状況を推定し、マップ上に可視化する。これにより参加者がより効率的かつ安全にイベントを楽しむことができる。また、子どもやベビーカー、車いすの参加者にはビーコン(発信機)を携帯してもらい、その位置を検出することで迷子探索や混雑緩和を可能にする。
えみシステム —ICTを活用した明るい子育て支援—
高知工業高等専門学校 代表 石野達也氏ほか4名
≪プラン概要≫
チェックリストを用いて子どもの生活習慣を自発的に学習させたり、子どもの写真が貼付されたメールで、親が子どもの帰宅を確認したりすることができる。また、各家庭のデータを収集するため、他の家庭との比較や子どものお手伝いの状況を、インターネットをを通じて親や遠方に住む祖父母宅からも確認することができる。
 
   
 NICT賞を受賞した小山工業高等専門学校「人人人—わっつあっぷぴーぽー—」の皆さんとメンターで記念撮影。  NICT賞を受賞した高知工業高等専門学校「えみシステム —ICTを活用した明るい子育て支援—」の皆さんとメンターで記念撮影。