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ワークショップ・ラボツアー(事前申込みは終了しました)

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NICTオープンハウス2017は終了しました。ご来場ありがとうございました。

ラボツアーの事前申込みは終了しました。
申込み状況は以下の「タイムテーブル」をご覧ください。
満員の記載がないコースは空席がございますので、当日受付をいたします。
詳しくは、オープンハウス当日、総合受付にておたずね下さい。

ワークショップ

IoT・ビッグデータによるオープンイノベーションへのチャレンジ

日時:11月9日(木)13:30~16:30
場所:1号館(研究本館)4階 国際会議室

NICTでは、大学・企業・自治体等との外部連携による研究開発・社会実装を推進しております。本ワークショップではNICTの研究者と連携先の方々による取り組みをご紹介します。また、パネルディスカッションによって、今後の研究開発・社会実装の方向性・課題を議論します。

プログラム

13:30~13:35
開会の挨拶
国立研究開発法人情報通信研究機構 理事 富田 二三彦

13:35~15:15
第1部 講演会
~NICTにおけるIoTを活用した研究事例と国内における活動事例のご紹介~
製造現場におけるIoTへの期待と課題
サンリツオートメイション株式会社 雨海 明博 様
“データの地産地消”サービスを実現する地域IoT基盤
~墨田区での飲料自販機とタクシーの連携実証実験事例~
ソーシャルイノベーション推進研究室 荘司 洋三
IoT時代の大規模ネットワークテストベッド『StarBED』
テストベッド研究開発運用室 湯村 翼
IoTを活用したインフラモニタリングにおけるセンサ情報モデルの標準化について
沖コンサルティングソリューションズ株式会社 川西 素春 様
異分野データ連携の課題と提言
ビッグデータ利活用研究室 是津 耕司

15:15~15:30 休憩

15:30~16:30
第2部 パネルディスカッション
ファシリテーター:国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学 丹 康雄 教授
パネリスト:講演者全員(NICT研究者及び連携先の方々)

ラボツアー

 Aコース  人工衛星との光通信を可能にする大型望遠鏡

今後の宇宙通信においては、光を使った通信が重要になると考えられています。ただし、宇宙空間を周回する衛星と光通信を行うためには、地上の望遠鏡を正確に人工衛星の方向に向けることが必要になります。本ツアーでは、高速で移動する低軌道の人工衛星を追尾できる、日本最大の口径1.5mの大型望遠鏡をご紹介します。

 B-1コース  宇宙天気予報センター予報会議

宇宙天気予報センターでは、世界各国の機関と協力し、地球周辺の宇宙環境の監視と今後の変動予測を毎日行ってます。様々な人工衛星が観測したリアルタイムデータや、コンピューターシミュレーションによる予測値がディスプレイされています。公開予報会議では普段は見ることのできない予報会議の現場を見学頂けます。

 B-2コース  宇宙天気ミニ講座(太陽)

宇宙天気予報センターから配信される情報について、最先端の研究者が分かりやすく解説します。
宇宙天気ミニ講座(太陽)では、特に太陽表面の爆発現象と、地球への影響について解説します。

 B-3コース  宇宙天気ミニ講座(磁気圏)

宇宙天気ミニ講座(磁気圏)では、磁気圏の基礎から宇宙天気予報センターの配信情報の一つである地磁気嵐について、解説します。
また、オーロラが光る仕組みについても解説します。

 B-4コース  宇宙天気ミニ講座(電離圏)

宇宙天気予報センターから配信される情報について、最先端の研究者が分かりやすく解説します。
宇宙天気ミニ講座(電離圏)では、特に電離圏嵐の発生による、GPS測位誤差や短波通信障害、航空機の航路変更について解説します。

 Cコース  テラヘルツ波送受信システム:未開拓周波数電波の利用研究

テラヘルツ波は電波と光の間の領域にある、まだ充分な利用が進んでいない未開拓周波数の電磁波です。テラヘルツ波の応用として、大容量通信や地球大気観測、イメージングや計測等幅広い応用が期待されます。私たちは、特に地球大気計測や通信を応用とした開発を行っています。ラボツアーでは、その基盤技術となるテラヘルツ波の送受信技術について、パネルを用いた説明と、NICTで開発されている実機の紹介と動作実演を行います。具体的には、送信機として高輝度テラヘルツ光源(THz-QCL:THz量子カスケードレーザ)や周波数コムを用いた光源等、受信機として2-3 THz帯の超伝導を用いた高感度ヘテロダイン受信機(HEBM:ホットエレクトロンボロメータミキサ)等をご紹介します。また、THz-QCLの位相ロックの実演も行います。さらに、ガスセルを用いて実際に分子スペクトルを検出した例についてもご紹介します。

 Dコース  次世代を担う最先端光格子時計

電磁波研究所時空標準研究室では日本標準時をつくり、配信しています。その基となる「秒」の定義は現在「セシウム原子時計」で実現されています。近年、より高性能な「光原子時計」の進展が目覚ましく、秒の再定義が検討されています。本コースでは、光原子時計の方式の一つである光格子時計をご紹介します。

 Eコース  社会を守るサイバーセキュリティ

サイバーセキュリティ研究所は、急増かつ巧妙化するサイバー攻撃から我が国を守るため、産学との緊密な連携によりサイバーセキュリティ研究開発の世界的中核拠点を目指しています。
当研究所が開発した攻撃トラフィックの観測/分析システムであるNICTER(Network Incident analysis Center for Tactical Emergency Response)によりサイバー攻撃の脅威を可視化してオペレーションルームにおいてご覧いただくとともに、プレゼンテーションでは、大規模観測網を用いて最近のサイバー脅威を分析し、増加するサイバー脅威に対応するセキュリティ対策の自動化について紹介します。
また、企業や組織の垣根を超えたデータ利活用の推進は、新たな成長戦略の鍵とされ、プライバシー及びセキュリティの確保は極めて重要な課題です。このようなデータ利活用時のプライバシー保護における課題と最新の研究動向についてプレゼンテーションを行います。

 Fコース  光・電子融合デバイス作製環境(クリーンルーム)

最先端の光・電子融合デバイス作製環境として、テラヘルツ研究センター 先端ICTデバイスラボがオープンラボとして管理・運用するフォトニックデバイスラボ棟(130棟)の地下1階にある、埃の非常に少ない状態に維持されたクリーンルームに入っていただき、光・電子融合デバイスの作製環境および作製装置をご覧いただくとともに、主な装置の基本原理や仕組みなどをご説明いたします。

ラボツアー注意事項

  • Fコースにつきましては、クリーンルーム内となるため、無塵服を着用していただきます。
  • 小学生・未就学児の参加・同伴はできません。
  • 一部バリアフリー非対応の施設がございます。車いす等ご利用の方は、事前にご相談ください。

タイムテーブル 【2017年11月6日更新】

コース名称  タイトル  定員 11月9日(木) 11月10日(金) 
Aコース
30分
人工衛星との光通信を可能にする大型望遠鏡  10人 1回目13:00-13:30[満員
2回目14:30-15:00[満員
3回目15:30-16:00[満員
1回目10:00-10:30[満員
2回目11:30-12:00[満員
3回目13:30-14:00[満員
B-1コース
45分
宇宙天気予報センター予報会議  30人 1回目14:15-15:00[満員 1回目14:15-15:00
B-2コース
30分
宇宙天気ミニ講座(太陽)  30人 1回目13:00-13:30 なし
B-3コース
30分
宇宙天気ミニ講座(磁気圏)  30人 なし 1回目11:00-11:30
B-4コース
30分
宇宙天気ミニ講座(電離圏)  30人 なし
 
1回目13:00-13:30[満員
Cコース
30分
テラヘルツ波送受信システム:未開拓周波数電波の利用研究  10人 1回目13:30-14:00[満員
2回目15:30ー16:00[満員
1回目13:30-14:00[満員
2回目15:30ー16:00[満員
Dコース
30分
次世代を担う最先端光格子時計  10人 1回目13:00-13:30[満員
2回目15:00-15:30[満員
1回目13:00-13:30[満員
2回目15:00-15:30[満員
Eコース
60分
社会を守るサイバーセキュリティ  30人 1回目12:15-13:15[満員
2回目15:00-16:00[満員
1回目11:00-12:00[満員
2回目15:00-16:00[満員
Fコース
60分
光・電子融合デバイス作製環境(クリーンルーム)  10人 1回目13:00-14:00[満員
2回目15:00-16:00[満員
1回目11:00-12:00[満員
2回目13:00-14:00[満員
3回目15:00-16:00[満員

当ホームページの内容につきましては、最新情報を順次更新してまいります。