

総務系理事 : 田中 栄一(たなか えいいち) 平成18年7月21日付 世界には、日々生起する「個別具体の現象」の背後に「普遍的な原理」が一体的に存在すると考えられています。仏教では、前者を「事」、後者を「理」と呼ぶようです。NICTは担う科学、研究開発においても、この両者への目配りは当然求められるでしょう。 さて、「理事」とは、この両者を会得した人間を指し、従って団体の運営を委ねるのにふさわしい人というのが本来の語義らしい。となると、とてもその任に耐えない気もしますが、たとえ遠くても「目標」としては持ち続けたいと思います。皆様のご理解とご支援を切にお願いする次第です。 | ![]() |
企画系理事 : 稲田 修一(いなだ しゅういち) 平成18年7月21日付 多くの民間企業が収益に直接結びつかない研究開発から撤退する中、NICTの役割が拡がっています。予算が増えない状況の下で、多くの成果をあげ、組織の存在感を高めるには、これまで以上の変革や進化が必要です。 明確なミッションを持ち、組織のエネルギーを結集する、研究結果を効果的に成果に結び付ける機能を充実する、研究者や職員の満足度を向上させ組織の能力を最大限に発揮させる、などです。社会に貢献し、夢を拡げるICTの発展をめざし、ともにがんばりましょう。 | ![]() |
研究系理事 : 松島 裕一(まつしま ゆういち) 平成18年4月1日付 本年4月よりNICTは独立行政法人として第2期中期計画をスタートさせました。これまでの組織改革など揺籃期を越えて、今まさに情報と通信技術を融合させた新しいユニバーサルコミュニケーションの地平を築いていく時と確信します。 NICTだから「すべき」社会に貢献する研究と、NICTだから「できる」大胆で先を見据えた研究をバランスよく進めることが大事と思います。最先端の研究成果を常に発信して、世界中の知恵袋が自然と集まってくるようなNICTにすべく、努力して参ります。 | ![]() |