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NICTは、2011年10月3日(月)、東商ホール(東京都千代田区)にて、情報化月間推進会議 牧野 力 議長から、「航空機搭載合成開口レーダーシステム」(Pi-SAR2)を用いた霧島新燃岳噴煙下レーダー画像の計測に対して、情報化月間推進会議議長表彰を受けました。 NICT電磁波計測研究所では、航空機搭載合成開口レーダーシステム(Pi-SAR2)の研究開発に取り組んでおります。Pi-SAR2は、航空機から地上の状況を昼夜・天候・噴煙等の影響を受けずに観測できるシステムで、世界最高精度の分解能30cmを持ち、かつ、広範囲(10km×50km程度)を計測することが可能です。NICTが、2011年1月19日(水)以降、噴火の続く新燃岳の火口周辺の観測を継続的に行い、得られた画像データを気象庁及び火山噴火予知連絡会をはじめとする関係機関に提供し、新燃岳の地表状態の把握に多大な貢献をしたとして、このたび表彰されたものです。 (https://www2.nict.go.jp/y/y202/shinmoe/index.html) また、2011年3月11日(金)に発生した東日本大震災においても、翌12日(土)に本システムで観測を行い、被災地の画像データをいち早く公開するという活動も行っています。 (https://www2.nict.go.jp/pub/whatsnew/press/h22/announce110312/index.html) 被災された皆様には心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早く復興されますことをお祈り申し上げます。
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