
受賞者 張 欣(ざん しん) |
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◎受賞のコメント: このたびの受賞を、とても嬉しく思っております。 IEEE802.22-2011はIEEEで初めて、TVホワイトスペースにおける無線システムに関する標準として成立しました。このような標準化作成に携わることができたことを誇りに思います。NICTに勤務して2年が経ち、この間、世界標準の作成についての見識を深め、技術力を磨くことができ自分の成長を実感しております。共に802.22を作り上げた皆様に感謝いたします。 |
受賞者 石津 健太郎(いしづ けんたろう) |
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◎受賞のコメント: 複数の無線機が周波数を共用して運用するコグニティブ無線システムの構成及びインターフェイス等を規定したIEEE 1900.4a-2011を策定するに当たり、寄与文書の提出や議論を継続して行うと共に、1900.4セクレタリとしてWGの運営を牽引したことが評価されました。周波数共用技術は、実用化に向けて世界中で技術検討が行われているホワイトスペース利用技術の基礎となります。今後とも、標準化に限らず実用化に適う研究開発を進めていきたいと思います。 |
受賞者 豊嶋 守生(とよしま もりお) |
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◎受賞のコメント: 宇宙光通信の研究開発を進めてきた中で、大気ゆらぎに関するレーザ伝搬特性に関して共同研究を行い、フェージング下でも動作可能な光通信装置や通信プロトコルの検討を行い、航空機搭載用光通信機器の研究開発に役立てられました。この論文がAIAA Japan Forum on Satellite Communicationsより優秀論文賞を受賞し、関係各位に深く感謝致します。今後のより発展した成果につながる研究活動ができるよう努めたいと思います。 |
受賞者 赤石 明(あかいし あきら) |
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◎受賞のコメント: 今回の受賞は、総務省の業務委託「電波資源拡大のための研究開発」の一環として、平成19年度から平成22年度にかけて実施した研究開発成果に対するものです。発表内容は、将来の衛星通信用の大規模マルチビームアンテナの給電部の小型化として、光領域でビーム形成するヘテロダイン方式の光制御ビーム形成回路を開発し、その実用化の可能性を報告しました。なお、これまでに研究に携わった関係各位に感謝いたします。 |
受賞者 川西 哲也(かわにし てつや) |
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◎受賞のコメント: 4年間にわたりPhotonics Technology LettersのAssociate Editorを勤めました。投稿が集中することもあり、大変な面もありましたが、勉強になることも多かったです。査読システムの先進性が印象的でした。米国の学術誌ですが、各国からの参加で運営されています。私の担当期間の後半は韓国の先生がEditor-in-Chiefでした。研究の中身が重要なことは論を待ちませんが、世界中の人々の力を結集して、効率的に研究成果を有用なものにするということに関しての意識の高さを感じました。 |
受賞者 李 還幇(り かんほう) |
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◎受賞のコメント: 世界中から30以上の企業、研究機関、大学が共同で策定作業を行った結果、標準規格IEEE Std 802.15.6は2012年2月に完成されました。同標準規格の策定において、仕様作成や、作業部会の運営及び編集作業などに大きく貢献したことに対して、NICTの研究者は楯受賞と賞状受賞の表彰を受けました。同標準化活動は旧医療支援ICT-Gのメインタスクの1つで、受賞者以外も多くの職員が規格作成や作業支援に尽力しました。関係者各位に厚く御礼を申しあげます。 |
受賞者 笠間 貴弘(かさま たかひろ) |
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◎受賞のコメント: ユーザが不審な実行可能ファイルやWebサイトのURLを投稿すると、自動的に解析を行い、危険性を判断してくれるサービスが数多く存在します。今回、これらのサービスがある特定の攻撃手法によって容易に解析を回避されてしまうという脆弱性を指摘した研究成果が高く評価され、賞を頂きました。大変光栄に思います。本研究を進めるに当たってご指導・ご協力頂いたサイバーセキュリティ研究室及び横浜国立大学の皆様に感謝申し上げます。 |
受賞者 勝本 道哲(かつもと みちあき) |
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◎受賞のコメント: 情報処理学会マルチメディア通信と分散処理研究会において、2010年より主査として研究会運営に携わり、該当分野の研究促進と普及のため、研究会の活性化をはかり、そこで発表された論文を論文誌として推薦する活動を行ってきました。このたびは、その活動が認められ貢献賞を頂くことになりました。この賞は個人に与えられたものですが、この活動を共にした幹事団及び運営員の方々に感謝いたします。 |
1206号_7-8p(印刷用、399KB、A4 2ページ)