受賞者 松尾 真一郎(まつお しんいちろう) |
|||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|||||||||||
◎受賞のコメント: このたび、セキュリティ技術の安全性検証方法をISO/IEC JTC1において標準化を完了させることができました。私たちがネットワークを利用する時、様々なセキュリティ技術を使いますが、その技術が本当に自分たちを守ってくれるかどうかを検証する必要があります。この標準はその検証の物差しとなります。この標準化をサポートしてくださった皆様に感謝するとともに、今後のNICTの研究成果の普及に役立てていきたいと思います。 |
受賞者 Ganesh Gowrishankar(ガネッシュ ゴウリシャンカー) |
|||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|||||||||||
◎受賞のコメント: 人間の運動能力を支える神経計算過程の理解を、ロボットの柔軟な制御と学習に役立てることを目指してきました。ロボティクスと神経科学を統合することは、これらの研究分野を大きく進展させると信じます。今回の最優秀論文賞は、ロボティクス分野では世界で最も権威のある賞です。人間が自らの運動システムを環境に適応させる仕組みを解明し、それをロボットの制御に応用し、人間と同様の優れた運動知性を実現することに成功しました。 |
受賞者 成瀬 誠(なるせ まこと) |
|||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|||||||||||
◎受賞のコメント: このような伝統と名誉ある賞をいただくことができ関連各位に深く御礼申し上げます。受賞対象の研究は、近接場光という「小さな光」を用いた光システムの原理と実現に関する内容です。システム設計、ナノ構造作製、近接場光分析、性能評価をNICT、東京大学、大日本印刷株式会社、横浜国立大学が共同で行いました。授賞式は高円宮妃殿下ご臨席のもと行われ、パネル展示説明という光栄に預かりました。今後もご指導のほどよろしくお願い申し上げます。 |
受賞者 児島 史秀(こじま ふみひで) |
|||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|||||||||
◎受賞のコメント: 本業績は、国内ガス会社・メータメーカにより切望されたスマートメータ用省電力無線技術を、NICTの貢献により国際標準規格として策定したもので、国内通信技術の発展に寄与するというNICTの本分からも、その高い意義を実感すると同時に、本受賞に対し大変光栄に感じております。当該技術分野は現在、標準化後の普及化フェーズにありますが、今後の発展に対し、NICTとして適切な寄与を行っていきたいと思います。 |
受賞者 伊沢 亮一(いさわ りょういち) |
|||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|||||||||
◎受賞のコメント: 本賞を受賞できたことを大変嬉しく思っております。FIT2011ではクライアントとサーバが安全に相互認証するためのワンタイムパスワード認証方式を提案しました。提案方式の特徴は、攻撃者がサーバおよび通信路から情報を盗用してなりすましを行う『ハイブリッドセフト攻撃』に対して耐性があることで、この点を評価いただきました。本研究を行うにあたり有益なご討論をいただいた方々に感謝しております。 |
受賞者 藤枝 美穂(ふじえだ みほ)*ⅰ、
蜂須 英和(はちす ひでかず)*ⅱ |
|||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|||||||||||
◎受賞のコメント: 近年より高確度な光周波数標準による秒の再定義が求められていますが複数の光周波数標準の値が本当に一致しているのか確認する手段がないため、未だ実施には至っていません。本論文では、光ファイバ経由での比較手段を確立し確かに値が10-16という不確かさで一致することを示しました。全員の力を合わせ、数回の徹夜を経て得た結果が認められ大変光栄です。光テストベッドJGN2plusの利用をはじめご支援いただいた皆様に感謝致します。 |
受賞者 岡本 拓磨(おかもと たくま) |
|||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|||||||||
◎受賞のコメント: 今回受賞した粟屋潔学術奨励賞は、今回の発表だけでなく、これまでの研究発表を総合的に評価して若手研究者に贈られます。今回の受賞を励みにし、今後もよい研究をしていきます。多数のスピーカを用いて、音声が聞こえるエリアと全く聞き取れないエリアを形成する方法を提案しました。今後はこの方法をスピーチプライバシーだけではなく、様々な位置で異なる音が聞こえるような超臨場感音響通信技術として発展させていければと思います。 |
受賞者 佐々木 謙介(ささき けんすけ) |
|||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
|||||||||
◎受賞のコメント: この度、私どもの電磁界理論分野における研究発表が評価され、優秀論文発表賞をいただきました。本研究ではこれまで評価が困難と考えられていたミリ波帯での人体へのばく露評価技術について提案・検討致しました。本研究を進めるにあたりまして日頃よりご支援・ご助言いただきました電磁環境研究室及び、関係者の皆様に感謝申し上げます。 |
1303号_9-10p(印刷用、622KB、A4 2ページ)