NICTは、インターネットとデジタルメディアの専門イベントであるInterop Tokyo 2013(6月12~14日 幕張メッセ)に出展しました。 「明るい未来の実現をめざす新世代ネットワーク技術」をテーマに、「新世代ネットワーク技術」「テストベッド技術」「ネットワークセキュリティ技術」に関して次のような成果を展示しました。 ご来場いただいた皆様からは活発なご質問やご意見をいただき、クラウド・ビッグデータ時代のネットワーク運用やセキュリティ管理についての関心の高さが伺えました。また、サイバー攻撃統合分析プラットフォームである「NIRVANA改」と、重要性や緊急性が高い特定のWiFi通信のつながりやすさを優先的に向上させる「仮想化対応WiFiネットワーク」は、展示会直前にプレスリリースしたこともあり、多くの方にご注目いただきました。 さらに「是非とも社内で使ってみたい」、「いつ頃実用化される見込みなのか」といったご意見も多くいただき、今後の研究の励みとなる貴重な機会となりました。
展示内容〈新世代ネットワーク技術〉
〈テストベッド技術〉●広域OpenFlowテストベッド RISE企業や大学の研究者などのユーザがネットワークを柔軟に制御し、独自の実験が可能な広域OpenFlowテストベッド RISEの運用管理システムのデモ展示を行いました。 ●SDNによるデータモビリティサービスパスプロビジョニングとOpenFlowなどのSDN制御技術を連携させネットワーク品質に応じてセキュアなパスの構築・VPNの経路変更により、最寄りのクラウドにデータを自動的に移動させるデモ展示を行いました。 ●耐災害ICT@StarBED3検証対象地域のICT環境をStarBED上に忠実かつ大規模に再現し、災害シナリオに基づいてダメージを与え、通信インフラへの影響の観測や耐災害ICTと残存インフラの水平垂直統合動作確認などについてデモ展示を行いました。 〈ネットワークセキュリティ技術〉
1307号_7-8p(印刷用、1.40MB、A4 2ページ) |
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