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受賞者紹介

受賞者

東脇 正高(ひがしわき まさたか)
未来ICT研究所 グリーンICTデバイス先端開発センター長


共同受賞者: 佐々木 公平(株式会社タムラ製作所)
倉又 朗人(株式会社タムラ製作所)
山腰 茂伸(株式会社タムラ製作所)
増井 建和(株式会社光波)
◎受 賞 日: 2013/7/23
◎受 賞 名: 第27回独創性を拓く先端技術大賞 特別賞
◎受賞内容: 産官連携による先端的かつ革新的な酸化ガリウムパワーデバイスの研究開発が高く評価されたため
◎団 体 名: フジサンケイ ビジネスアイ
東脇 正高

◎受賞のコメント:

受賞対象「酸化ガリウムパワーデバイスの研究開発」においては、新たな半導体材料を開拓し、そのデバイス応用への一歩を踏み出すパイオニアとしての成果が高く評価されました。

今回の受賞を更なる励みにして、研究開発に邁進し、その後の産業化への道筋をつけるべく、一層努力して参りたい所存です。最後に、本研究開発をご支援いただいている全ての関係者の方々に感謝申し上げます。

受賞者

門脇 直人(かどわき なおと)
執行役/経営企画部長


◎受 賞 日: 2013/9/18
◎受 賞 名: 電子情報通信学会フェロー称号
◎受賞内容: 高速衛星通信網におけるネットワーク構成技術の研究開発において功績を上げたことに対して称号を贈呈された
◎団 体 名: 一般社団法人 電子情報通信学会
◎受 賞 日: 2013/9/18
◎受 賞 名: 電子情報通信学会通信ソサイエティ功労顕彰
◎受賞内容: 電子情報通信学会衛星通信研究専門委員長として、研究専門委員会の運営に貢献したため
◎団 体 名: 一般社団法人 電子情報通信学会 通信ソサイエティ
門脇 直人

◎受賞のコメント:

電子情報通信学会フェロー称号の受賞は大変名誉なことです。WINDSの開発をはじめとする高速衛星通信網の研究開発への貢献と成果が認められました。また、衛星通信研究専門委員会の委員長、副委員長としての活動を評価頂き、通信ソサイエティ功労顕彰状をいただきました。これまでご指導、ご支援頂いた多くの諸先輩方、ともに研究開発に携わった多くの関係各位に深謝いたします。今後とも我が国の衛星通信技術の発展、利用分野の拡大に尽力していきたいと思います。

受賞者

篠原 直行(しのはら なおゆき)
ネットワークセキュリティ研究所 セキュリティ基盤研究室 研究員


共同受賞者: 高木 剛(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
下山 武司(株式会社富士通研究所)
林 卓也(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
◎受 賞 日: 2013/10/18
◎受 賞 名: ドコモ・モバイル・サイエンス賞 先端技術部門 優秀賞
◎受賞内容: 「秘匿データを利活用できる次世代暗号技術の実用化への道を開く先駆的研究」について大きな成果を上げ、移動通信の発展に寄与したため
◎団 体 名: NPO法人モバイル・コミュニケーション・ファンド

左から林卓也、篠原直行、下山武司、高木剛
左から林卓也、篠原直行、下山武司、高木剛

◎受賞のコメント:

ペアリング暗号は、クラウド型情報サービスの安全性とサービスの多様化が期待されるため、次世代の暗号技術として注目されています。我々は解読に数十万年かかると見積もられていた278桁長のペアリング暗号を、独自の新攻撃理論を使用して148.2日で解読し、暗号解読の世界記録を樹立しました。この成果は、暗号の安全な桁長の算出に使用され、次世代暗号の安全な利用へと繋がります。本研究を支援してくださった関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

受賞者

Ye Kyaw Thu(イェ チョウ トゥ)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 多言語翻訳研究室 研究員
Finch Andrew Michael(フィンチ アンドリュー マイケル)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 多言語翻訳研究室 主任研究員
隅田 英一郎(すみた えいいちろう)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 多言語翻訳研究室 室長


共同受賞者: 匂坂 芳典(早稲田大学)
◎受 賞 日: 2013/10/30
◎受 賞 名: SNLP2013 Special Award(Emerging)
◎受賞内容: SNLP2013における研究発表「Unsupervised and Semi-supervised Myanmar Word Segmentation Approaches for Statistical Machine Translation」のセグメンティション手法の有用性が評価されたため
◎団 体 名: SNLP2013(The 10th Symposium on Natural Language Processing)

左から隅田英一郎、Ye Kyaw Thu、Finch Andrew Michael
左から隅田英一郎、Ye Kyaw Thu、Finch Andrew Michael

◎受賞のコメント:

データやツールが限定されている言語の自動単語分割は、多言語処理の実現のために最初に取り組むべき重要な課題です。受賞論文では、この課題を解決するために、ベイズ学習アルゴリズムと辞書を用いた新たな単語分割手法を提案しました。同手法をミャンマー語に適応し、ミャンマー語から多言語の自動翻訳システムの翻訳品質を大幅に改善しました。今後、同手法の一層の改良と他言語への応用を進めていきたいと思います。

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