去る9月4日、平林鴻三郵政大臣が、過密なスケジュールの合間を縫って、当所視察のため来所されました。
当日は、はじめに飯田所長が当所の概要を説明しました。その後、早足ではありましたが、次世代インターネット技術、非常時通信、手話対話支援システム、3−Dマルチメディア・バーチャルラボラトリ、超高速光通信技術、ミリ波映像伝送技術、3次元合成開口レーダ(SAR)、日本標準時、電磁環境計測等の各研究状況やデモンストレーションなどをご覧いただきました。
中でも、次世代インターネットや3Dを用いた情報通信技術など、IT時代を支える基礎技術が着々と生み出されていることに感心されていました。また、テレビ、ラジオの時報でもなじみ深い日本の標準時が提供される仕組みや三宅島の火山のレーダ映像、災害時における安否情報提供システムなど、情報通信技術が国民生活に密着していることを、より一層ご理解いただきました。
視察後、平林大臣より全職員に対して、来年4月の独立行政法人化に向けて励ましの訓辞がなされ、武蔵野のたたずまいの残る研究所(本所)を後にされました。
(総務部 庶務課 庶務係長)
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