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国立大学法人大阪大学・独立行政法人情報通信研究機構 「脳情報通信分野における融合研究に関する基本協定」を締結 神戸研究所長/未来ICT研究センター長 大岩和弘

調印を行うNICT宮原理事長(左)と大阪大学鷲田総長(右)

2009年1月7日(水)、情報通信研究機構と大阪大学は「脳情報通信分野における融合研究に関する基本協定」を締結しました。

これまでも当機構と大阪大学とは、「情報通信分野における連携推進に関する協定」(2007年2月22日締結)の下で、フォトニックネットワーク技術、バイオICT、ナノICT等に関する共同研究、連携大学院協定、研究員の受入れなど多様な連携を実施してきました。このたび両機関は、連携を更に推進するとともに、産学官の他の機関との連携も強化しつつ、脳情報通信分野における基礎から応用展開までの研究開発を一体的かつ効果的に実施するため、本協定を締結し、融合研究プロジェクトをスタートさせます。

本協定では、脳情報通信融合研究の基本理念として、【貢献原則】【オープン原則】【統一原則】【尊厳原則】【育成原則】の5つの原則をうたっています。

 これにより、日本における脳情報通信の研究開発の流れを一気に加速させ、「脳の機能に学んだ新世代のネットワーク」や「『こころ』を伝えることができる情報通信」の実現を目指します。今後、当機構と大阪大学との間でプロジェクトの運営・研究体制、具体的な研究項目やプロジェクトの実施のために必要な研究環境等について検討を行い、既存の施設・設備を有効に活用しつつ、大阪大学吹田キャンパス内において、予備的な研究作業や共同研究をスタートさせる予定です。また、2009年6月8日(月)には脳情報通信融合研究に関するシンポジウムを神戸研究所主催で開催する予定です。



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