
サマー・サイエンスキャンプ2012*を2012年7月25日(水)~27日(金)の3日間にわたり、ユニバーサルコミュニケーション研究所(けいはんな)において実施しました。今年は「解き明かそう!映像と音で感じる臨場感の仕組み」をテーマにし、多数の応募者の中から選ばれた10名の高校生が参加しました。
3日間のキャンプでは、多感覚・評価研究室のメンバーによる講義(立体視の仕組みと立体ディスプレイ、音を立体的に聴く仕組み)と実習(立体音響の作成・分析、視覚のfMRI脳活動計測・データ解析)、施設見学・体験デモを実施しました。
最終日には、実習生によるテーマ別発表会を行い、閉校式では多感覚・評価研究室の安藤広志室長から、一人ひとりに修了証が手渡されました。
参加者からは、「将来の大学の学部を選ぶのに大変役立った」、「今回の受講を通して、物理や数学の大切さが分かった」、「1つの研究をするのにも多くの知識が必要だということが分かり、今後どんな勉強にも積極的に励もうと思う」などの感想が寄せられました。
●開校式での木俵豊研究所長の挨拶
●マルチチャンネル・スピーカアレイシステムを体験
●音を立体的に聴く仕組みの実習と講義
●fMRIで計測したデータの解析
●実習生によるテーマ別発表
●閉校式での修了証授与
1209号_8p(印刷用、1.00MB、A4 1ページ)