

平成18年9月27日(水)から29日(金)まで東京ビックサイトにおいて「第33回国際福祉機器展」が開催されました。同展では、国内554出展社及び海外16か国78出展社から25,000点にのぼる福祉機器(福祉用ベッド、福祉車両、コミュニケーション機器等)の展示がありました。また、来場者は、一般(福祉関係学校学生等)、製造業者・販売業者、福祉団体・福祉施設関係者、行政・研究機関の職員等、内外の福祉関係者が一堂に会し3日間で13万人を超える人出となりました。 連携研究部門と情報通信振興部門では、「高齢者・障害者向け通信・放送サービス充実研究開発助成金」及び「身体障害者向け通信・放送役務提供・開発推進助成金」助成事業の研究開発等の成果を広くアピールするため、NICT情報バリアフリー研究開発等支援事業のコーナーを設け、平成17年度に実施した助成事業者(13事業者)ごとの小ブースによる成果展示及びデモンストレーション(デモ展示)を行いました。また、最終日には、福祉機器展セミナールームにおいて、各助成事業者が同研究開発成果等のプレゼンテーションを行いました。 また、総務省から寺崎政策統括官、勝野官房審議官ほか4名の方々にNICTコーナーのデモ展示をご視察いただきました。 デモ展示、セミナー発表とも多くの方々にご来場いただき、出展した助成事業者からは、「思ったより規模が大きく来場者も多いようで介護・福祉の分野がこれからの大事なマーケットであることを実感した」、「障害者自身のブース訪問件数の多さに驚いた。数多くの障害者の方々と話をすることができ、今後の研究開発にとても参考になった」等、今回、国際福祉機器展へ出展したことにより、昨年までのNICT単独の成果発表会より更に有意義な成果発表の場とすることができたと考えています。また、NICTデモ展示来場者のアンケート結果では86%余りの方から有益であった旨の回答を頂きました。 |
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