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受賞者紹介

受賞者

Thomas Hobiger(トーマス ホビガー)
電磁波計測研究所 時空標準研究室 研究員


◎受 賞 日: 2011/7/5
◎受 賞 名: FELLOW OF IAG
◎受賞内容: 2007年から2011年の国際測地学会(IAG)への貢献が高く評価され、フェロー称号を授与されました。
◎団 体 名: 国際測地学会
Thomas Hobiger

◎受賞のコメント:

国際測地学会フェロー称号の受賞は大変名誉なことであり、これも多くの諸先輩方のご指導、ご支援の賜物と思っております。この場をお借りして深くお礼申し上げます。

今後も時空分野における研究に尽力し、NICTのプレゼンスに貢献したいと思います。

受賞者

山﨑 達也(やまざき たつや)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 企画室 研究マネージャー


共同受賞者: 江口 眞人(NTTコミュニケーションズ
株式会社)
三好 匠(芝浦工業大学)
矢守 恭子(朝日大学)
◎受 賞 日: 2011/7/14
◎受 賞 名: コミュニケーションクオリティ研究会研究賞
◎受賞内容: ユーザの状況要因がQoE評価に与える
影響のモデル化
◎団 体 名: (社)電子情報通信学会 通信ソサイエティコミュニケーションクオリティ研究専門委員会
山﨑 達也

◎受賞のコメント:

電子情報通信学会 コミュニケーションクオリティ研究専門委員会における、2010年度の89件の発表の中で特に優れた研究として評価されました。その内容は、同じ遅延条件であってもユーザの心理状況によりサービス品質の感じ方が異なることを、共分散構造モデルの1つで分析し明確にしたものです。ユーザ体感品質(QoE)レベルでのサービス品質制御につながるものと考えています。共著者を始め、関係各位に深謝致します。

受賞者

吉田 俊介(よしだ しゅんすけ)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 超臨場感映像研究室 専攻研究員
安藤 広志(あんどう ひろし)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 多感覚・評価研究室 室長


共同受賞者: 矢野 澄男
 元NICT専門研究員(現NHK放送技術研究所)
◎受 賞 日: 2011/7/14
◎受 賞 名: 優秀論文賞
◎受賞内容: 周囲から観察可能な光線野再生型テーブル様裸眼立体ディスプレイ
◎団 体 名: 3次元画像コンファレンス2010実行委員会

左から安藤広志、吉田俊介
左から安藤広志、吉田俊介


◎受賞のコメント:

メガネ無しで周囲360度から観察できる立体映像を、何もないテーブル上に浮かび上がらせる裸眼立体ディスプレイに関する研究で賞を頂きました。テーブル上には表示装置を配置しないというコンセプトに基づいた再生原理の提案に加え、それを実現するためのソフトウェアやハードウェアの実装手法について高い評価を得ることができました。本受賞を励みに、今後は画質の改善や実用化を目指した研究開発を進めたいと思います。

受賞者

石上 忍(いしがみ しのぶ)
電磁波計測研究所 電磁環境研究室 研究マネージャー
後藤 薫(ごとう かおる)
電磁波計測研究所 電磁環境研究室 主任研究員
松本 泰(まつもと やすし)
電磁波計測研究所 電磁環境研究室 室長


共同受賞者: 山田 将史(ソニー株式会社)
神谷 春樹(キヤノン株式会社)
徳田 正満(東京大学)
◎受 賞 日: 2011/8/18
◎受 賞 名: 2011 Richard Schultz Transactions Prize Paper Award
◎受賞内容: IEEE Transactions on Electromagnetic Compatibility(論文誌)に2010年の1年間に掲載された論文の中から、最優秀の1編のみに与えられる賞として、A New Method of Interference Evaluation Between an Ultrawideband System and a Wireless LAN Using a Gigahertz Transverse Electromagnetic Cellが選ばれた。
◎団 体 名: IEEE Electromagnetic Compatibility Society

左から後藤薫、石上忍、松本泰
左から後藤薫、石上忍、松本泰


◎受賞のコメント:

この論文は、通信システムEMCプロジェクトで行ってきた研究成果を結集した結果であり、本来電子機器の電磁両立性試験装置であるGTEMセルについて、広帯域無線通信システム間の干渉の評価という新しい応用分野を拓いたものです。本賞の受賞は日本からは2グループ目ということで、大変名誉なことと感じております。ここに、本研究に携わった共著の方々を始め、ご指導・ご支援賜りました皆様に深謝いたします。この受賞を大きな励みにして、今後とも研究に取り組んで行きたいと思います。

受賞者

小林 昇平(こばやし しょうへい)
未来ICT研究所 バイオICT研究室 主任研究員


◎受 賞 日: 2011/9/2
◎受 賞 名: 奨励賞
◎受賞内容: 【アンチセンス・遺伝子・デリバリーシンポジウム2011】において「生細胞導入ビーズを用いた外来DNA認識機構の解析」と題して優秀な発表を行ったため
◎団 体 名: アンチセンス・遺伝子・デリバリーシンポジウム2011
小林 昇平

◎受賞のコメント:

生きた細胞と人工物との間を繋ぐインターフェース技術は、生物に学ぶ情報通信技術の開発だけでなくドラッグデリバリーをはじめとする幅広い分野への発展性を秘めています。今回の受賞では、生きた細胞に導入した生体−非生体ハイブリッド素子が細胞によってどのように認識されるかを、蛍光顕微鏡と電子顕微鏡を組み合わせた手法により高い時空間分解能で明らかにしたことが評価されました。ご支援頂いた皆様に深く感謝致します。

受賞者

豊嶋 守生(とよしま もりお)
ワイヤレスネットワーク研究所 宇宙通信システム研究室 室長


◎受 賞 日: 2011/9/14
◎受 賞 名: 活動功労賞
◎受賞内容: 通信ソサイエティにおいて研究専門委員として運営に大きく尽力し、その献身的活動は学術交流活性化へ多大の寄与をしたため授与された
◎団 体 名: (社)電子情報通信学会 通信ソサイエティ
豊嶋 守生

◎受賞のコメント:

電子情報通信学会 通信ソサイエティ 宇宙・航行エレクトロニクス研究専門委員会(SANE)において、2008年から3年間に渡り幹事補佐及び幹事として、国内研究会及び国際会議等の企画運営活動をさせて頂きました。本分野は観測・通信・測位を中心としたシステム技術として非常に多岐に渡っており、様々な分野の研究者の方々と交流できたのは、私にとって大変貴重な経験となりました。本活動を通してお世話になった学会並びに専門委員会の関係各位に深く感謝致します。

受賞者

杉浦 孔明(すぎうら こうめい)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 音声コミュニケーション研究室 専攻研究員
岩橋 直人(いわはし なおと)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 音声コミュニケーション研究室 専攻研究員
柏岡 秀紀(かしおか ひでき)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 音声コミュニケーション研究室 室長


◎受 賞 日: 2011/9/29
◎受 賞 名: IROS 2011 RoboCup Best Paper Award
◎受賞内容: Motion Generation by Reference-Point-Dependent Trajectory HMMs
◎団 体 名: RoboCup Federation

左から岩橋直人、杉浦孔明、柏岡秀紀
左から岩橋直人、杉浦孔明、柏岡秀紀


◎受賞のコメント:

このたび、国際会議IROSで7件の表彰論文の1つに選ばれたことを大変光栄に思っております。IROSは、採択率32%・発表論文790件の、我々の分野で最大級の国際会議であり、RoboCup Best Paper Awardをいただきとてもうれしく思っております。本研究は、ユニバーサルコミュニケーション研究所における高度な音声信号処理技術を、動作生成に応用することで得られた成果です。研究をご指導・ご支援下さった、木俵豊ユニバーサルコミュニケーション研究所長をはじめとする研究所の皆様に感謝致します。今回の受賞を励みとして、研究活動に一層邁進していきたいと存じます。

受賞者

妹尾 孝憲(せのお たかのり)
ユニバーサルコミュニケーション研究所 超臨場感映像研究室 専攻研究員


◎受 賞 日: 2011/10/17
◎受 賞 名: 平成23年度工業標準化事業表彰
産業技術環境局長表彰
◎受賞内容: わが国の国際標準化活動に率先して取り組み多大な貢献を行ったため
◎団 体 名: 経済産業省 産業技術環境局
妹尾 孝憲

◎受賞のコメント:

デジタル放送や光ディスク、携帯電話等に使われているISO/IECのMPEG規格の標準化活動に、20年以上貢献して来た事が認められ受賞しました。今回受賞出来たのは、多くの皆様の温かいご理解とご支援の下で、標準化活動を続けられた事が大きな要因になっており、深く感謝しています。今後とも技術開発やその標準化活動を通じて、微力ながら我が国の発展に尽力して行きたいと思っています。

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