3Dプリンターを活用し、個人にフィットする自助具の製作を容易にする「ICTリハビリテーション研究会」の挑戦

 ICTリハビリテーション研究会は、障害のある方が自立した生活を送るためのサポートを目的として、3Dプリンターを用いた自助具(生活支援具)製作の普及に努めています。2017年の設立以来、支援者と利用者が協力しながら作り上げる「COCRE HUB(コクリハブ)」というオンラインプラットフォームを展開し、主に利用者や支援者など全国で自助具を必要とする人が自由に「COCRE HUB」にアクセスして利用できる仕組みを提供しています。具体的な取り組みについて、ICTリハビリテーション研究会の代表理事で作業療法士の林園子(はやし・そのこ)さん、理事で一級建築士の濱中直樹(はまなか・なおき)さんに伺いました。

ICTリハビリテーション研究会の濱中直樹さん(左)と林園子さん(右)