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NICTは、10月29日(土)に東京都立小金井公園にて開催された「東京都・小平市・西東京市・武蔵野市・小金井市合同総合防災訓練」において、光ネットワーク研究所ネットワークアーキテクチャ研究室が開発した「地域分散無線ネットワーク( NerveNetは、小型無線基地局同士が、Wi-Fiを用いて自動的に相互接続し経路が設定されることで構築される無線マルチホップネットワークであり、災害時等、既存の携帯電話網等が利用できなくなった場合に、独自のネットワークを構築できる利点を持つシステムです。 本デモ実験では、基地局の実証機を小金井公園内9箇所に設置して無線マルチホップによるネットワークを構築し、訓練会場内の3箇所のNICTブースに設置した災害情報端末5台を用いて、避難者の登録や避難所間の安否情報の共有、メッセージ配信を訓練参加者に体験していただきました。 NICTのデモ会場には、4市の市民および自治体防災関係者など約300名が来場して本デモを体験し、特に自治体の議員や防災関連企業の職員、学生を連れて来場した大学教員などが、興味を持ってデモに参加しました。 NICTでは、本年度からスタートした第3期中期計画において、研究成果を社会に還元することを重点化しており、今後もこのような機会に、社会に役に立つNICTをアピールしていきたいと考えています。
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