
9月9日(日)に東京学芸大学小金井キャンパスにおいて、“2012「青少年のための科学の祭典」東京大会in小金井”が開催されました。NICTは今年も地域連携の一環として出展いたしました。
このイベントは、自然科学の面白さを体験することで理科離れに歯止めをかけ、豊かな感性と知性を持った青少年を育成することを目的として行われています。
さらに教育と研究と地域産業がコラボレーションして行うことにより、地域に新たな文化を創造し、地域の活力を醸成することも目的の1つです。
●一生懸命、説明を聞く子どもたち
NICTのブースでは「日本標準時」をテーマに「受信アンテナを作って、電波を実際に受信しよう!」という工作教室を開催しました。
子どもたちには自作のアンテナをPCに接続して、実際に「標準電波」を受信できたことを確認する体験をしてもらいました。この受信の証明としてJJY*1のQSLカード*2を発行しました。
このイベントをきっかけとして、より多くの子どもたちに科学への関心を持ってもらえたと思います。
●手作りアンテナを使って電波が受信できるかチェック
●工作中のアンテナ

●JJYのQSLカード(写真左: 表、写真右: 裏)
1210号_10p(印刷用、672KB、A4 1ページ)