「タイ科学技術博（National Science and Technology Fair 2012）」が、8月17日から31日まで、バンコク郊外のバンコク国際貿易展示センター（BITEC）において、タイ科学技術省等の主催により開催されました。NICTはこの科学技術博に、2007年から毎回出展しており、今回は、電波を使った侵入者検知システム＊のデモ展示や、地上衛星共用携帯電話システム及び東日本大震災時のNICTの貢献等についてのパネル展示により、先進技術の一端をわかりやすく紹介しました。
会期中、タイ全土から、専門家のみならず小中高の学生など約124万人（主催者発表）が来場しました。8月22日の式典のあとには、シリントーン王女殿下が科学技術省幹部らと共にNICTブースにも立ち寄られ、電波を利用した人や環境変化検知システム等にご関心を示されていました。
●NICTブースをご視察される王女殿下と科学技術省幹部（写真提供: National Science Museum, Thailand）
●タイ科学技術博の会場風景
●日本パビリオン内のNICTブース
●熱心に説明を聞くタイの研究者
1210号_9p（印刷用、657KB、A4 1ページ）
