誰も取り残さない社会へー「障害者支援アプリ」で自治体のDX化を加速させる「ミラボ」の取り組み

株式会社ミラボの坂井淳一さん(左)と小坂亮太さん(右)

 少子高齢化や地域社会の多様化が進むなか、行政サービスのDX(デジタルトランスフォーメーション)は急務となっています。特に障害のある方やそのご家族にとって、必要な情報をスムーズに得られる環境づくりは、生活の質や安心感を大きく左右する重要な課題です。

母子保健や子育て支援分野で数多くのDXサービスを展開してきた「株式会社ミラボ」は、そのノウハウを活かして「障害者支援アプリ」を開発しました。「ミラボ」の強みは、設計から開発・運用・改善までを自社内で完結できる「ワンストップ開発体制」にあります。再委託を行わず、社員の約7割がエンジニアという専門性の高い組織体制で、自治体や利用者の声をスピーディかつ柔軟に反映できるのが特徴です。

取締役の坂井淳一(さかい・じゅんいち)さんとエンジニアの小坂亮太(こさか・りょうた)さんに、「ミラボ」が取り組むアプリ開発の背景、利用者や自治体にもたらすメリット、そして未来に向けた展望を伺いました。