親の「監視されたくない」気持ちに応える。テレビで見守りと会話を両立する「ちかく」が支える家族の自然なつながり

株式会社チカク 代表取締役の梶原健司さん

  離れて暮らす高齢の親との親子のコミュニケーションでは、安否を確認したい子の気持ちとともに、親のプライバシーにも配慮する必要があります。見守りカメラやセンサーを活用する方法では、設置の手間がかかるうえに「子どもに監視されている」と抵抗を感じることが少なくありません。

 こうした課題に対し、家族のコミュニケーションと見守りを一つにしたのが、株式会社チカクが開発・提供する「ちかく」です。親の家のテレビに専用端末を接続することで、離れて暮らすお子さんがスマートフォンのアプリから親御さんの在室状況や生活リズムを確認できるほか、テレビ電話で顔を見ながら会話することもできます。

 「ちかく」が目指しているのは、離れて暮らしていても、お互いの様子を感じながら、必要なときに自然に声をかけられる家族のつながりを生み出すことです。株式会社チカク代表取締役の梶原健司(かじわら・けんじ)さんに、サービスの仕組みや利用場面、開発の背景、そして「ちかく」が思い描く家族の距離感について伺いました。