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隅田英一郎NICTフェローと原田博司研究統括が令和8年春の紫綬褒章を受章

2026年5月1日

国立研究開発法人情報通信研究機構

隅田英一郎氏
原田博司氏
令和8年春の褒章において、隅田英一郎NICTフェローと原田博司ネットワーク研究所研究統括が紫綬褒章を受章しました。紫綬褒章は、科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方に贈られるものです。

研究内容

●NICTフェロー 隅田英一郎氏
翻訳の自動化を中心とした言語技術研究に長年取り組み、黎明期からコーパスベース翻訳の研究を進め、その成果を統計的機械翻訳、さらにニューラル機械翻訳へと展開してゆきました。対訳コーパス集積の枠組みである「翻訳バンク」を整備するとともに、音声翻訳「VoiceTra」、文書翻訳「TexTra」などの開発・提供を通じて日本発の言語技術の社会実装を推進し、誰もが分かり合えるユニバーサルコミュニケーションの実現に貢献しています。

●ネットワーク研究所 研究統括 原田博司氏
低消費電力で広域通信が可能なスマートメーターやスマートシティ等のIoT(Internet of Things)向け無線通信方式を世界に先駆けて実現し、国際無線通信規格「Wi-SUN(Wireless Smart Utility Network)」の標準化および実用化を主導しました。本技術はエネルギー分野を中心に数千万台規模で社会実装されており、自動検針や省エネルギー化の推進など、持続可能な社会の実現に貢献しています。

理事長大野英男のコメント

隅田英一郎NICTフェロー並びに原田博司研究統括が紫綬褒章を受章されましたこと、NICTを代表して心よりお慶び申し上げます。
隅田英一郎NICTフェローは、翻訳の自動化をはじめとする言語技術分野において、黎明期から一貫して研究を牽引され、統計的機械翻訳からニューラル機械翻訳に至る発展に多大な貢献をされてきました。
原田博司研究統括は、長年にわたり、スマートメーター向け無線通信技術の研究開発及び国際標準化を主導され、「Wi-SUN」に代表される成果を通じて、我が国のみならず世界のスマートエネルギー・スマートシティ分野の発展に多大な貢献をされてきました。
この度の紫綬褒章受章を機に、お二人のこれまでの歩みと挑戦が、次世代の研究者・技術者にとって大きな指針となることを期待しています。

問合せ先

総務部 人事室