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高度通信・放送研究開発委託研究

研究評価 > 平成29年度 中間評価

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採択
番号
課題名 研究
期間
受託者
◎代表研究者
主な評価コメント 評価
17601 大規模フラットネットワーク基盤技術の研究開発
副題 超高速光スイッチサブシステムと複数サービスを提供する弾力性のある光ネットワーク制御技術
H26
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H30
◎日本電信電話株式会社
我が国の強みである光通信ネットワーク技術の更なる高度化を目標とする先端的な研究開発であり、NICTの自主研究とも歩調が揃っており、将来に向けて大きな成果が期待できる。以前指摘した、一部研究開発体制性の強化と、デバイス、システム、ネットワーク間の更なる連携強化も考慮された実施計画となっており、中間目標は100%達成されたと判断する。
今後の連携実験の進展により、更なる論文等の学術面での成果と共に実用化に向けた加速を期待したい。今後は社会展開に向け研究開発成果の戦略的なアピールが益々重要になるので、その点を十分勘案した活動が必要である。
A
富士通株式会社
国立大学法人名古屋大学
公立大学法人大阪府立大学
国立大学法人大阪大学
18001 自治体向け音声翻訳システムに関する研究開発
副題 自治体窓口業務に対応した音声翻訳システムとサービス化に向けた研究
H27
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H31
◎凸版印刷株式会社
研究開発を計画通り進め、自治体向け音声翻訳システム開発に必要な対訳コーパスの収集・拡充を図るなど投入した経費に見合った成果を得ている。技術的にはクラウドソーシングを活用したコーパス収集方法の導入、さらにNICT自主研究と連携を密にしてニューラル機械翻訳技術を活用するなど「急激な技術革新への対応」を常に意識して運営されている。自治体業務は多岐に渡るが、このドメインの成果が他の業務翻訳のモデルケースとなるべく期待される。他方、知財戦略や学術面での成果の発信、切り分けなど不十分な点も散見できるので、今後の計画に反映することが必要である。
A
株式会社フィート
18101 光信号の低コスト受信・モニタリングのための小型光位相同期回路の研究開発
副題 光電子集積技術を活用した光位相同期回路の小型化とシステム検証
H27
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H31
◎株式会社アルネアラボラトリ
光通信の高速化に連動して、通信品質のモニタを含めたシステムの低コスト化、低消費電力化は重要な課題であり、本研究課題の日本独自の光PLL技術での上記の目的の追求は、非常に有意義と考えられる。研究実施体制も申し分なく、成果も順調に上げており、現段階では大きく評価できる。
今後の研究期間でぜひ実用を意識したプロトタイプまでの提示を期待したい。また、将来指向の集積光電子デバイスやLバンドの検討も平行して進められているが、単なる検討に止まらず、より競争力ある成果とするためにプロトタイプへの組み込みも挑戦的に試みて頂きたい。その際、波及効果の点で一層の論文発表、さらに先導性を確保するための知的財産のさらなる積極的な出願も望まれる。
S
沖電気工業株式会社
国立大学法人東北大学
日本電信電話株式会社
国立大学法人豊橋技術科学大学
18201 大容量体内-体外無線通信技術及び大規模脳情報処理技術の研究開発とBMIへの応用
副題 大容量無線通信および大規模脳情報解析を用いた体内埋込型ブレインマシンインターフェース装置の開発と応用
H27
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H31
◎国立大学法人大阪大学
難病に対する体内埋込型医療機器の開発を目指す研究であり、社会的な意義、インパクトは大きい(プロジェクト開始後の2年間に14回の報道(特集番組や新聞の1面での報道を含む)がなされている)。
設定した中間目標は100 %達成されており、今後臨床研究に進む段階に至っている。臨床研究の特殊性(薬機法・保険適用への対応,対象となる難病の患者、介護者に対する配慮)にも配慮したアプローチとして実施され、計画どおり進捗している。学術的にも当初計画の6件を大幅に上回る14件の論文が公表されている。
ブレインマシンインタフェースに関するNICT(CiNet)の自主研究の方向性とも合致しており、適切な連携・協力関係が構築されている。今後は(1)臨床研究とそれに基づく第1世代システムの改良・最適化、(2)最終到達点を設定した第2世代システムの設計と試作を実施することが計画されており、プロジェクト期間内の顕著な成果が期待できる。
米国ベンチャー企業の参入などBMIにおける国際競争の激化が予想される状況にあり、これら国際的な技術開発状況、さらには非侵襲BCIシステムの研究進捗状況も勘案して、中長期的な技術開発課題、今後の研究開発指針を示す最終報告とすることを期待する。
S
日本光電工業株式会社
合同会社SPChange


総合評価の評価点 S:非常に優れている A:適切である B:やや劣っている C:劣っている