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電波から光までの電磁波を安全に利用し、生活圏を取り巻く様々な対象から多様な情報の収集や可視化を実現するために、電磁波の様々な特性をより正確に把握し、それらの特性を利用して様々な対象を観測するセンシング基盤技術の研究開発を行います。
これらの技術により、ゲリラ豪雨などの突発的大気現象の早期捕捉や、地震等の災害発生時の状況把握が可能となります。また、短波通信や衛星測位に影響を与える電離圏等の擾乱の状態をより正確に把握・予測して、航空機の安定的な運用等、電波利用インフラの安定利用に貢献します。なお、これらの技術は、NICTが定常業務として行う日本標準時の発生と供給、無線設備の機器の試験・較正にも生かされています。
センシング基盤分野