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2021年6月30日

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 徳田 英幸)では、「Beyond 5G研究開発促進事業 研究開発方針」(令和3年6月29日改訂、総務省国際戦略局)に基づき、Beyond 5G研究開発促進事業を実施しており、令和3年度新規委託研究の公募(第2回)を下記のとおり開始します。

Ⅰ.研究開発課題等

1.Beyond 5G シーズ創出型プログラムについて
Beyond 5Gシーズ創出型プログラムは、Beyond 5Gの技術シーズの創出、要素技術の確立を目指し、斬新なアイディアやチャレンジ性を有する研究、萌芽的な研究をはじめとして、若手研究者やスタートアップ、中小企業等による研究も含め、幅広い多様な研究開発を推進するため、開発技術や開発目標について外部の自由な発想に委ね、研究開発提案を広く公募するものです。
当該技術の研究開発が、Beyond 5Gが具備すべき機能として挙げられている「超高速・大容量」、「超低遅延」、「超多数同時接続」、「自律性」、「拡張性」、「超安全・信頼性」、「超低消費電力」を実現する上で、どのような技術シーズを創出できるか、要素技術の確立に向けてどのような貢献ができるかを説明して、提案していただきます。また、Beyond 5Gが実現する通信インフラで期待される新たなアプリケーション開発に関する提案も対象に含めます。 
なお、Beyond 5Gに向けた我が国の研究開発能力の強化のためには幅広い研究者、研究機関の支援が必要であるため、「特別枠」として、①代表研究責任者が若手研究者(39歳以下等)であるもの、又は②代表提案者が中小企業であるものについて、一定件数採択することも検討します。
 ・研究開発期間:2~3年
 ・研究開発予算:1件あたり原則として、5千万円以下/年(税込)、最大1億円/年(税込)
 ・採択件数  :10件程度(予定)、うち「特別枠」として数件程度の採択を検討

2.Beyond 5G 国際共同研究型プログラムについて
Beyond 5G国際共同研究型プログラムは、Beyond 5Gの技術シーズの創出、要素技術の確立を目指し、欧米の戦略的パートナーとの連携による国際共同研究を推進するため、開発技術や開発目標について外部の自由な発想に委ね、研究開発提案を広く公募するものです。
当該技術の研究開発が、Beyond 5Gが具備すべき機能として挙げられている「超高速・大容量」、「超低遅延」、「超多数同時接続」、「自律性」、「拡張性」、「超安全・信頼性」、「超低消費電力」を実現する上で、どのような技術シーズを創出できるか、要素技術の確立に向けてどのような貢献ができるかを説明して、提案していただきます。なお、令和3年度の本プログラムの実施については、国際共同研究の形態として、米国、カナダ、EU加盟国、英国にある、企業、研究機関、大学等(共同研究機関)と共同で、又は国際的なコンソーシアム(連携機関)と連携して、研究開発や実証を行うものを対象とします。
・研究開発期間:2~3年
・研究開発予算:1件あたり原則として、5千万円以下/年(税込)、最大1億円/年(税込)
・採択件数:数件程度

Ⅱ. 応募要領

応募要領は、以下のとおりです。応募に際しては、必ずお読みください。

Ⅲ. 応募方法

Ⅳ. 公募期間

令和3年6月30日(水) ~ 令和3年8月10日(火) 正午(必着)

Ⅴ. 公募説明会(オンライン開催)

日時: 令和3年7月14日(水) 13:30〜15:30
説明内容(質疑応答を含む):
   1)シーズ創出型及び国際共同研究型プログラムの概要
   2)応募の際の諸注意事項

申込方法:7月13日(火)正午までに、「※説明会申込先」宛にメールにてお申し込みください。

なお、本公募説明会への参加は、応募の必須条件ではありません。


メール件名は、「公募説明会(シーズ創出型・国際共同研究型プログラム)参加希望」としてください。
メール本文には以下の項目をご記載ください。なお、別途、記載いただいたメールアドレス宛に参加に必要な情報をお送りします。
 ・参加される全員のお名前、所属、メールアドレス、ご興味のあるプログラム(「シーズ創出型」又は「国際共同研究型」のいずれか)

VI. 公募に関するお問い合わせ先

NICT イノベーション推進部門 委託研究推進室
中後 明、久保 和夫、近藤 健
TEL 042-327-6011
E-mail: