NICTは、2018年7月10日に予告した委託研究3課題に追加して、平成30年度に開始する下記の委託研究4課題の公募を予定しておりますので、お知らせします。詳細につきましては、公募開始後、NICT Webサイトに掲載される研究開発課題の内容、応募要領等をご覧ください。

1. 公募予定の研究開発課題

⑴ 超長期セキュア秘密分散保管システム技術の研究開発

  • ・概要: 人命に関わる重要な医療情報やビジネス価値の高い機密情報に対し、その長期間にわたる機密性や完全性を確保したデータ保管の実現に向け、1)物理乱数源の研究開発、2)秘密分散ソフトウェアの研究開発を行い、ネットワークテストベッド上での超長期セキュア秘密分散保管システム構築のための基盤技術を確立する。
  • ・研究開発期間:平成30年度~平成32年度(第1期)
  • ・研究開発予算: 1)物理乱数源の研究開発では、15百万円(税込)を上限とする(平成30年度)。
    2)秘密分散ソフトウェアの研究開発では、25百万円(税込)を上限とする(平成30年度)。
  • ・採択件数:上記1)、2)に対し各1件

⑵ 超並列型光ネットワーク基盤技術の研究開発

  • ・概要: VR/AR・IoT・4K/8K等の多様なサービスが要求する品質条件に従ったサービス収容に対し、大容量長距離光信号処理技術と光空間多重技術を用いた光ネットワークの継続的な成長の根幹を成す省電力、オープン、伸縮自在な超並列処理光技術の研究開発を行い、通信量変動やサービス多様化への柔軟な対応を実現する。
  • ・研究開発期間:平成30年度~平成32年度(第1期)
  • ・研究開発予算:70百万円(税込)を上限とする(平成30年度)。
  • ・採択件数:1件

⑶ 高スループット・高稼働な通信を提供する順応型光ネットワーク技術の研究開発

  • ・概要: 5Gの展開に伴う通信トラヒックの増加や急激な変動に対し、柔軟に対応可能な光ネットワーク技術の研究開発において、ネットワーク構築制御の自動化を加速する機械学習を光ネットワークで活用することにより、ネットワーク資源(例えば、通信容量)を最大限に引き出すとともに、複雑化、多様化する光ネットワークの運用管理を革新的に高度化、効率化する基盤技術を確立する。
  • ・研究開発期間:平成30年度~平成32年度(第1期)
  • ・研究開発予算:160百万円(税込)を上限とする(平成30年度)。
  • ・採択件数:1件

⑷ Beyond 5Gに向けたモバイル収容大容量光アクセスインフラの研究開発

  • ・概要: モバイルアクセス網の大容量化を経済的に実現するために、ワイヤレス信号を高効率で送受信するためのアンテナ技術、及びワイヤレス信号を光信号に重畳して伝送する100Gbps級RoF(Radio over Fiber)伝送技術の研究開発を行う。これにより設営性に優れ、高い周波数利用効率を有する光・無線融合アクセスインフラの構築を可能とする。
  • ・研究開発期間:平成30年度~平成32年度(第1期)
  • ・研究開発予算:100百万円(税込)を上限とする(平成30年度)。
  • ・採択件数:1件

2. 公募開始の時期

  平成30年8月上旬を予定しています。

3. 公募説明会

  平成30年8月中旬を予定しています。(東京、大阪を予定)

4. その他

  • ・今後、研究開発課題、研究開発期間/予算、公募時期等に変更が生じる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
  • ・委託研究制度の概要等については、以下のWebページ内の「委託研究について」をご覧ください。
    http://www.nict.go.jp/collabo/commission/itaku_top.html
  • ・委託研究課題の形成に際しては、NICTが行っているICT分野のさらなる発展に向けた意見募集に対し、外部の皆様(企業、団体、大学、一般の方など)からお寄せいただいた意見も参考にしています。

本件に関する問い合わせ先

イノベーション推進部門 委託研究推進室

中後 明、久保 和夫、鈴木 俊太郎

TEL:042-327-6011

E-mail: info-itakuアットマークml.nict.go.jp