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令和4年度委託研究中間評価 (延長判定) 結果 (概要) (注)

採択
番号
研究開発課題名 研究
期間
(年度)
受託者
(◎印:
代表研究者)
総合コメント 評価
222C01 ウイルス等感染症対策に資する情報通信技術の研究開発

課題C アフターコロナ社会を形成するICT

副題:アフターコロナ時代の超多様性社会を実現するダイバーシティ・ドリブン・トランスフォーメーション技術の研究開発
R3
|
R4
◎国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学
現状の計画、実施体制および費用対効果は妥当と考える。今後開発課題項目間でのさらなる連携を期待する。
目標としている内容について中間時点ではおおむね達成できており、一方で想定以上の進捗も見られ、達成状況は良好であるといえる。超多様性社会の実現は国民の生活に直接に影響し、様々なメリットをもたらすことが期待できるため、本課題の波及効果は大いに期待できる。
今後の目標および実施計画は妥当である。今後の状況変化に対しては、これまで通り柔軟に対応されることを望みたい。また、PoC実証(概念実証)により被験者等の声を多く得る活動に注力してほしい。対外発表の目標等は確実に達成することが望まれる。
A
国立大学法人東京大学
国立大学法人北見工業大学
222C02 ウイルス等感染症対策に資する情報通信技術の研究開発

課題C アフターコロナ社会を形成するICT

副題:多様な都市活動を支援する予測情報共有型時空間リソース有効活用技術の研究開発
R3
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R4
◎株式会社アイ・トランスポート・ラボ
中間目標を達成できていない項目が複数あり、進捗状況はやや遅れているため、最終目標を達成するために研究の実施体制や計画を再確認し、必要であれば改善する必要がある。計画に関して、システム全体の統合に十分な価値が見いだせないと合理的に説明できるならば、是々非々で統合取り組みを進め、個別の項目での価値最大化を図るという進め方も選択肢としてはありうる。
業績については中間目標を満たすレベルにあるため、投入した研究経費に見合った成果が得られている。一方、波及効果については現時点では判断できない。
社会的価値の計測方法の具体化、数理モデルやオークションメカニズムなどの明確化などを行う必要がある。また、最終目標の予約システムに各研究項目の成果がどのように導入されるかを明らかにし、実証実験やアプリケーションの内容、評価指標も早急に具体化することが求められる。
A
国立大学法人東京大学
国立大学法人東北大学
LocationMind株式会社
222C03 ウイルス等感染症対策に資する情報通信技術の研究開発

課題C アフターコロナ社会を形成するICT

副題:新生活様式におけるコミュニティ形成のためのサイバーフィジカル空間共有基盤
R3
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R4
◎国立大学法人大阪大学
本研究課題は、研究開発内容が多岐に渡り、達成すべき目標が多数設定されているが、適切な研究計画にしたがって研究開発が実施されており、おおむね順調に研究開発が進められている。現状の計画、実施体制、および費用対効果は、妥当あるいは期待以上と判断する。
目標としている内容について、中間時点ではおおむね達成されており、想定以上の取り組みも一部なされている。情報基盤としての波及効果も十分に存在すると判断する。
今後の実施計画は妥当であると考えられ、十分な成果の獲得が期待できる。ただし、想定されている取り組みが多大であることから、研究開発のインパクトの最大化のため、適切な優先順位付けについても検討してほしい。
A
株式会社KDDI総合研究所
国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学
<評価 S:非常に優れている、A:適切である、B:やや劣っている、C:劣っている>

(注)本中間評価結果を踏まえ、採択番号222C01~222C03は令和5年度まで、契約を延長することとした。