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概要

波長可変半導体量子ドットレーザ装置の外観
写真:波長可変半導体量子ドットレーザ装置の外観

ナノレベル構造の半導体量子ドットを活用し、近赤外領域(波長1.0~1.3ミクロン帯)において、広帯域な波長の光を高精度に生成する光源です。  光学実験などにおいて、各種の光制御機能デバイスを簡便に入れ替え可能なカートリッジ型光機能素子モジュールの1つで、光増幅ができるEDFA(エルビウム添加光ファイバ増幅器)モジュールです。

光情報通信に利用可能な光周波数資源の大幅な拡大や、光周波数の効率的利用による技術革新が期待されています。

また、この新しい波長帯域は、人体の皮膚や水分の透過性が優れていることから、バイオイメージングや医療センシングなど、より身近な利用も期待されています。

知財・関連情報

特開2010-109065 「ナノ構造体及びその製造方法」、特許第5504468号 「半導体量子ドット及ぴ同形成方法」、 特開2012-191075 「多光周波数発生光源」

報道発表

NICT News