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2022年4月22日

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:徳田 英幸)では、「Beyond 5G研究開発促進事業 研究開発方針」(令和4年2月24日総務省)に基づき、Beyond 5G研究開発促進事業(一般型)を実施しており、令和4年度新規委託研究の公募(第1回)を下記のとおり開始します。

Ⅰ.研究開発課題等

1.Beyond 5G機能実現型プログラムのうち一般課題について
  ・概要:    NICTでは、Beyond 5G研究開発促進事業に関し、意見募集を踏まえて、開発対象と具体的に開発する技術等の候補例(「開発技術候補例リスト」)*を作成し、令和3年4月16日に公表しました。当該リストを参考にして、研究開発課題を広く提案していただきます。
 *https://www.nict.go.jp/info/topics/2021/04/pdf/list01.pdf
 なお、今回の公募では、Beyond 5Gの実現により想定されるサイバー空間とフィジカル空間を連携するためのデータ連携技術に係る研究開発について、優先的に採択することを検討します。
  ・研究開発期間:2~4年
  ・研究開発予算:1件あたり最大5億円/年(税込)
  ・採択件数  :5件程度
2.Beyond 5G国際共同研究型プログラムについて
  ・概要:    Beyond 5Gの技術シーズの創出、要素技術の確立を目指し、欧米等の戦略的パートナーとの連携による国際共同研究を推進するため、開発技術や開発目標について外部の自由な発想に委ね、研究開発提案を広く公募するものです。Beyond 5G研究開発が具備すべき機能として挙げられている「超高速・大容量」、「超低遅延」、「超多数同時接続」、「自律性」、「拡張性」、「超安全・信頼性」、「超低消費電力」を実現する上で、どのような技術シーズを創出できるか、要素技術の確立に向けてどのような貢献ができるかを説明して、提案していただきます。
 なお、国際共同研究の形態として、Beyond 5G等のICT分野の先端技術に関する研究開発協力について、政府間の合意がある国・地域等の研究機関と共同で、又は、国際的なコンソーシアム(連携機関)と連携して、研究開発を行うものを対象とします。また、国際共同研究の相手が、相手国からファンディングを受けている場合には、研究開発内容、共同研究の意義、ファンディングの規模等を踏まえ、優先的に採択することを検討します。
  ・研究開発期間:2~3年
  ・研究開発予算:1件あたり最大1億円/年(税込)
  ・採択件数  :Beyond 5Gシーズ創出型プログラムと合わせて10件程度
3.Beyond 5Gシーズ創出型プログラムについて
  ・概要:    Beyond 5Gの技術シーズの創出、要素技術の確立を目指し、斬新なアイディアやチャレンジ性を有する研究、萌芽的な研究をはじめとして、若手研究者やスタートアップ、中小企業等による研究も含め、幅広い多様な研究開発を推進するため、開発技術や開発目標について外部の自由な発想に委ね、研究開発提案を広く公募するものです。Beyond 5G研究開発が具備すべき機能として挙げられている「超高速・大容量」、「超低遅延」、「超多数同時接続」、「自律性」、「拡張性」、「超安全・信頼性」、「超低消費電力」を実現する上で、どのような技術シーズを創出できるか、要素技術の確立に向けてどのような貢献ができるかを説明して、提案していただきます。
 なお、今回の公募では、Beyond 5Gの実現により想定されるサイバー空間とフィジカル空間を連携するためのデータ連携技術に係る研究開発について、優先的に採択することを検討します。また、幅広い研究者、研究機関の支援を図るため、「特別枠」として、①代表研究責任者が若手研究者(39歳以下等)であるもの、又は、②代表提案者が中小企業であるものについて、一定件数採択することも検討します。
  ・研究開発期間:2~3年
  ・研究開発予算:1件あたり最大1億円/年(税込)
  ・採択件数  :Beyond 5G国際共同研究型プログラムと合わせて10件程度、うち「特別枠」として 数件程度の採択を検討

Ⅱ. 応募要領

(注)11.応募の手続きについて、提出ファイル形式を一部変更しました(4月26日)。
      修正した応募要領にはファイル名にver2が付いています。

Ⅲ. 応募方法

応募者は、「Beyond 5G機能実現型プログラム 一般課題 応募要領」、「Beyond 5G国際共同研究型プログラム/Beyond 5Gシーズ創出型プログラム 応募要領」に従い、以下の別紙1から14を含む提案書を提出してください(但し、Beyond 5G国際共同研究型プログラム/Beyond 5Gシーズ創出型プログラムへの応募の場合は、別紙9を除く)。
(一般課題)提案書様式【MS-Word】
(国際共同研究型・シーズ創出型)提案書様式【MS-Word】
別紙1 必要積算経費一覧表様式【MS-Excel】
別紙2 提案概要図様式【MS-PowerPoint】
別紙3 ワーク・ライフ・バランス等推進企業に関する認定の状況様式【MS-Excel】
別紙4 コンプライアンス体制の整備状況等様式【MS-Word】
別紙5 情報セキュリティ管理の実施体制様式【MS-Word】
別紙6 官民費用分担に係る申告書【MS-Word】
別紙7 研究者の経歴等の状況様式【MS-Word】
別紙8 研究活動に係る透明性確保に関する誓約書【MS-Word】
別紙9 標準化活動計画【MS-PowerPoint】(一般課題のみ)
別紙10 会社等要覧様式【MS-Word】
別紙11 パーソナルデータチェックリスト様式【MS-Excel】
別紙12 人を対象とする研究のチェックリスト様式【MS-Excel】
別紙13 動物実験に関するチェックリスト様式【MS-Word】
別紙14 課題間連携アンケート様式【MS-Word】

(注)別紙3を修正し差替えました(4月26日)。
      修正した別紙3にはファイル名にver2が付いています。

Ⅳ. 公募期間

令和4年4月22日(金) ~ 令和4年5月23日(月) 正午(必着)

Ⅴ. 公募説明会(オンライン開催)

・一般課題
日時: 令和4年5月10日(火) 14:00〜15:00
説明内容(質疑応答を含む):
   1)一般課題の概要説明
   2)応募の際の諸注意事項

・国際共同研究型プログラム及びシーズ創出型プログラム
日時: 令和4年5月10日(火) 16:00〜17:00
説明内容(質疑応答を含む):
   1)国際共同研究型プログラム及びシーズ創出型プログラムの概要説明
   2)応募の際の諸注意事項

申込方法:5月9日(月)正午までに、「※説明会申込先」宛にメールにてお申し込みください。
メール件名は、「公募説明会(一般課題)参加希望」、「公募説明会(国際、シーズ)参加希望」と してください。
なお、本公募説明会への参加は、応募の必須条件ではありません。


メール本文には以下の項目をご記載ください。なお、別途、記載いただいたメールアドレス宛に参加 に必要な情報をお送りします。
 ・参加される全員の氏名、所属、メールアドレス

VI. 公募に関するお問い合わせ先

NICT イノベーション推進部門 委託研究推進室
中後 明、近藤 健、遠田 麻衣子
TEL 042-327-6011
E-mail: