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平成23年度委託研究終了評価結果(概要)
採択
番号
課題名 研究
期間
(年度)
受託者
(◎印:
代表研究者)
主な評価コメント 評価
128 ユニバーサルリンク技術の研究開発 H20
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H23
◎日本電信電話株式会社
100Gに関しては日本の標準化での貢献も大きく、製品デバイス開発、標準化の双方の観点で、稀に見る成果の上がったプロジェクトであった。
S
株式会社日立製作所
三菱電機株式会社
富士通株式会社
日本電気株式会社
NTTコミュニケーションズ株式会社
134 超高精細映像符号化技術に関する研究開発 H20
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H23
◎株式会社KDDI研究所
数値目標は完全に達成されており、また知的財産や論文・報道発表の面においても十分に行われているため、成果については高く評価できる。
一方、8K画像に対する期待から判断すると、他の符号化方式との相対的な比較ではなく、絶対的な高画質が必要と考えられる。
A
135 裸眼立体映像提示の高画質化に関する研究開発 H20
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H23
◎株式会社JVCケンウッド
ホログラムによる裸眼立体映像システム実現という画期的な技術であるので、もう少し特許申請が欲しいところであった。総合的にみて、デバイス作り、裸眼立体映像表示システム制作、評価の3つの研究グループが連携を取りながら進めることに成功し、有効性の高い研究成果を得ており、高く評価できる。
A
国立大学法人東京農工大学
株式会社国際電気通信基礎技術研究所
139ア 広域加入者系光ネットワーク技術の研究開発

ア ネットワーク広域化技術
H21
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H23
◎日本電信電話株式会社
技術の先進性、適用領域、実用化・事業化への取り組みなどに加えて、発表論文の質や海外への特許出願の取り組みなどの面で優れている。
A
三菱電機株式会社
139イ 広域加入者系光ネットワーク技術の研究開発

イ 適応ネットワーク構成技術
H21
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H23
◎沖電気工業株式会社
開発目標、知的財産への取り組み、論文発表などでは当初の目標を達成しておりAと評価される。しかし、適用分野はまだイメージに止まっており、初期導入システムの具体的検討の取り組みは不十分と判断される。
A
140 近接テラヘルツセンサシステムのための超短パルス光源の研究開発 H21
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H23
◎住友大阪セメント株式会社
短パルス種光源開発、高ピーク出力化技術開発、超短パルス光生成技術開発において、概ね目標を達成し、実用化に近いシステムを複数開発したことから、費用対効果は優れている。
分光分析システムの概念構築はまだ不完全である。競合技術との対比を含めて、再検討の必要がある。
A
株式会社オプトハブ
141 インターネット上の違法・有害情報の検出技術の研究開発 H21
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H23
◎株式会社KDDI研究所
社会的インパクトの極めて高い本テーマに関し、4つの課題すべてで100%以上の成果を上げた。
今後は、企業における違法・有害情報の監視業務のコスト削減に寄与する実用化に期待したい。
A
143イ1 革新的な三次元映像技術による超臨場感コミュニケーション技術の研究開発

イ 三次元映像通信・放送のための中核的要素技術

~多視点映像の実利用のための効率的な撮影方式の技術基盤確立~
H21
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H23
◎中京テレビ放送株式会社
目標を達成し、かつそれを上回る成果が上がっている。また、同分野の今後の進展を支える成果であり、放送分野を含む映像処理の分野での新しい方向性が提案されている。
S
学校法人慶應義塾
国立大学法人名古屋大学
国立大学法人福井大学
143イ2 革新的な三次元映像技術による超臨場感コミュニケーション技術の研究開発

イ 三次元映像通信・放送のための中核的要素技術

~インテグラル立体コンテンツ生成のための要素技術の開発~
H21
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H23
◎日本放送協会
当初計画からの変更点も見られるが、それらは目標達成後、新たな方向を模索した結果であり、当初目標を超える成果が上がっていると判断される。
短期的には放送コンテンツの制作に、長期的にはインテグラル方式の放送に向けた基礎検討として波及効果が期待される。
S
国立大学法人東京大学
株式会社日立製作所
143イ3 革新的な三次元映像技術による超臨場感コミュニケーション技術の研究開発

イ 三次元映像通信・放送のための中核的要素技術

~ポータビリティ性に優れた2/3inch4K2Kカメラの実現~
H21
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H23
◎パナソニック株式会社
目標はすべて達成しており、しかも当初目標よりもサイズの小さな撮像素子を用いて提案原理を検証するカメラを実現している。
ただし、動きが速い被写体に対する効果など、さらに検証、あるいは改善すべき項目も残されている。
A
144 マルウエア対策ユーザサポートシステムの研究開発 H21
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H23
◎株式会社日立製作所
総じて当初の目標は達成され、実用化を目指した十分に評価できる成果が上がっている。
本成果は急激な技術革新に左右されることから陳腐化が心配されるが、今後の課題として問題点が整理、抽出され、その解決法についても見通しを得ている。
A
KDDI株式会社
総合評価の評価点
S:当初の目標以上に達成した A:当初の目標通り達成した B:当初の目標の一部を除き概ね達成した C:当初の目標を達成しなかった