NICTは、2018年12月22日(土)~23日(日)に開催されるSECCON CTF 2018に、「NIRVANA改SECCONカスタム Mk-V」を導入し、サイバー模擬攻防戦の様子をリアルタイムに視覚化します。

SECCONは日本最大規模のサイバー模擬攻防戦“CTF”(Capture The Flag)の大会です。SECCON CTF 2018では、世界の猛者が参加する熾烈なオンライン予選を勝ち抜いた強豪チームが一堂に会し、22(土)~23日(日)に国際大会、23日(日)に国内大会が開催されます。

会場では、セキュリティ関連のトークセッションやパネルディスカッションをはじめ、体験型ワークショップやデモ展示などが同時開催されます。SECCON CTF 2018は一般の方もご来場・ご観戦いただけます。皆様のお越しをお待ちしております(事前登録制)。

※注:事前登録は、下記のSECCON 2018 AkihabaraのWebサイトから行えます。


SECCON 2018 Akihabara
https://2018.seccon.jp/seccon/2018akihabara/

日程:2018年12月22日(土)~2018年12月23日(日)
場所:アキバ・スクエア
参加費:無料(一部ワークショップは材料代が発生します)
主催:SECCON実行委員会/日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
運営:株式会社ナノオプト・メディア
対象:セキュリティに少しでも興味がある方(年齢、性別問わず)
後援:内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室(高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部)、内閣官房 内閣サイバーセキュリティセンター(サイバーセキュリティ戦略本部)、警察庁、総務省、公安調査庁、文部科学省、経済産業省、国土交通省、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)、一般社団法人日本経済団体連合会、日本シーサート協議会

図解:NIRVANA改 SECCONカスタム Mk-V

図1 Towerモード
図1 Towerモード
CTFの問題サーバが中央に集積されたTowerモード。オレンジ色の六角柱が問題サーバを表し、周囲の青/緑色の六角柱が参戦しているチームを表しています。水色のエネルギー砲は、各チームから問題サーバに射出されている攻撃(Exploit)を表しており、成功すると「攻撃ポイント」が加算されます。ポイント数が多いチームほど、青/緑色の六角柱の高さが増していきます。


図2 Questionモード
図2 Questionモード
問題サーバにフォーカスしたQuestionモード。各問題サーバの攻略状況が俯瞰できます(黄色い範囲が広い方が多くのチームに解かれている問題)。黄色い旗は問題サーバの占有状況を表しています。問題サーバ「参」(右上)は1チームが独占しており、問題サーバ「四」(左下)は複数チームが同時に占有しています。一定時間占有が続くと「防御ポイント」が加算されます。


図3 Rankingモード
図3 Rankingモード
チームの順位をピラミッド形状で表したRankingモード。各チームの問題攻略状況を小六角形の色で表しています(水色の小六角形が正答した問題)。各チームのトータルポイント(白)、攻撃ポイント(青)、防御ポイント(緑)がそれぞれ確認でき、順位の入れ替わりがダイナミックに視覚化されます。


図4 【新機能】Playerモード
図4 【新機能】Playerモード
プレイヤーの攻撃ポイント獲得状況を視覚化したPlayerモード。チームの周囲を回る青いクリスタルが4人のプレイヤーを表しています。攻撃に成功したプレイヤーは問題サーバと紫のリボンで結ばれます。黄色い旗の数字は5分毎に加算される防御ポイントを表しています。問題サーバの占有状況によって旗のサイズも変化します。



図5 Graphモード
図5 Graphモード
チームのポイント獲得状況を視覚化したGraphモード。各チームのトータルポイントがリアルタイムに更新され、ポイントや順位の時間遷移が確認できます。攻撃ポイントや防御ポイントごとのグラフ表示や、問題サーバごとのグラフ表示など、ポイント獲得状況の詳細な分析も可能です。