大阪市、LINE株式会社及びワークスモバイルジャパン株式会社と「都市防災力の向上に関する連携協定」を締結しました
2018年12月28日
国立研究開発法人情報通信研究機構
NICTオープンイノベーション推進本部ソーシャルイノベーションユニット耐災害ICT研究センター(以下NICT耐災害ICT研究センター)は、2018年12月20日、大阪市、LINE株式会社及びワークスモバイルジャパン株式会社と「都市防災力の向上に関する連携協定」を締結しました。
当日は、大阪市役所本庁舎において、吉村洋文 大阪市長、江口清貴 LINE株式会社執行役員、石黒豊 ワークスモバイルジャパン株式会社代表取締役社長、高橋幸雄 NICT 耐災害ICT研究センター副研究センター長による締結式を実施いたしました。
協定の概要
協定の目的
この協定は、それぞれが相互に連携及び協力することで、防災・減災を実現する安全・安心な都市を目指すことを目的とするものです。
連携事項
協定に基づき、次の4項目について連携を進めていきます。
- 1.災害時の情報収集・発信・共有手段へのICTツールの活用に関すること
- 2.災害対応に関する研究・開発、実証実験への相互協力に関すること
- 3.災害時のICTツール利用に係る市民に対する啓発に関すること
- 4.その他、目的を達成するために必要な事項に関すること
協定の期間
2018年12月20日から2020年3月31日
取り組みの例
D-SUMM(ディーサム): 災害状況要約システム https://disaana.jp/d-summ/
DISAANA(ディサーナ): 対災害SNS情報分析システム https://disaana.jp/
DISAANA(ディサーナ): 対災害SNS情報分析システム https://disaana.jp/
今後の予定
NICT耐災害ICT研究センターは、今後大阪市における防災訓練等を通して技術検証を進めると共に、LINE株式会社及びワークスモバイルジャパン株式会社とも連携して、都市防災力の向上に資する新たな技術の研究開発を推進します。