国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)、YRP研究開発推進協会、及びYRPアカデミア交流ネットワークは共同で、無線通信技術の研究開発に焦点を当てた「展示会」、「セミナー」、及び「アカデミアプログラム」で構成される国内最大級のワイヤレス技術の専門イベント「ワイヤレス・テクノロジー・パーク(WTP) 2019」を開催します。

ワイヤレス・テクノロジー・パーク(以下、WTP)は、無線通信技術の研究開発や普及に取り組む企業、大学・研究機関、及び官公庁・自治体の交流やマッチングを目的として、2006年から毎年開催しています。
今年はメインテーマ「ワイヤレスで新たな社会をデザインする~5G到来、そしてSociety5.0へ~」のもと、合わせて86機関・団体が出展し、またWTPならではの専門性の高いプログラムを多数企画し、共同企画を合わせ24コースのセミナーを予定しています。
詳細は、下記及びWebページをご参照ください。

1 開催概要

WTP2018全景
  • ◇名称ワイヤレス・テクノロジー・パーク(WTP) 2019
  • ◇テーマワイヤレスで新たな社会をデザインする ~5G到来、そしてSociety5.0へ~
  • ◇会期2019年5月29日(水)~31日(金)10:00~18:00(最終日は17:00迄)
  • ◇会場東京ビッグサイト 西3・4ホール、会議棟
  • ◇関連分野Society 5.0、5G(第5世代移動通信システム)・Beyond 5G、IoT (Internet of Things)、ITS、コネクテッドカー、衛星・屋内測位・位置情報、工場向け無線技術・システム、極限環境ワイヤレス(宇宙・洋上・海中通信等)、ロボット・ドローン通信、等

2 注目プログラム

  • 同時開催展「ワイヤレスジャパン(WJ)」との共同企画 - 5GとIoTで新たな世界へ
    • 2020年の実用化を目前に控え、5Gテクノロジーや関連製品、ソリューションの開発が活発になっています。5Gはビジネスや生活、社会にどのような恩恵をもたらし、世の中をどのように変えていくのか、非常に注目されています。本企画は会期中2日間実施し、初日は、5G研究開発を牽引する政府・通信事業者・ベンダー等のリーダーによる、「5G到来!ワイヤレスによるデジタル革新へ!」というテーマで5Gの最前線とこれからのモバイル社会の在り方、ビジョン等についての講演を行い、2日目は、「ワイヤレスが2020年代の新たなビジネスを創る!」というテーマで、ラストワンマイルを繋ぐワイヤレス通信へのニーズをご紹介いたします。
  • 5G Tokyo Bay Summit® 2019
    • 5Gの実現が、いよいよ目の前に迫っています。株式会社NTTドコモでは、2019年9月にプレサービスを、2020年春に本格商用サービスを開始する予定です。このような中、今年も、5G特設パビリオン「5G Tokyo Bay Summit® 2019」を株式会社NTTドコモの企画協力のもと開催します。5G Tokyo Bay Summit® 2019では、2020年代に実現が期待される5Gを活用した新たなサービスやアプリケーションなどのユースケースをご紹介します。本パビリオンでしか見られない展示も多数ご覧頂けます
  • ロケーションサービス
    • IoTには位置情報が必要であり、そのための測位技術も進化しています。日本の測位システムである準天頂衛星システム「みちびき」が昨年11月から衛星4機体制でのサービスを開始し、衛星測位の高信頼化・高精度化が進展し本格的な実用化の時代を迎える中、関連の最新技術情報をパビリオンとセミナーでご紹介します。
  • Flexible Factory ワイヤレスで変える製造現場
    • Flexible Factory Project(FFPJ) は、製造現場でIoT化を推進するため、業界の垣根を越えて無線通信技術の基礎評価及び検証を行っています。WTP2019では、FFPJの成果を社会展開するためのFlexible Factory Partner Alliance(FFPA)と連携し、FFPJによる研究開発の最新成果や活動について、展示やセミナーを通じてご紹介します。
  • アカデミアプログラム
    • ビジネスと「学」を繋ぐプログラムとして、アカデミア・ポスターセッション(5/29~31)、高信頼制御通信(RCC)研究会・ヘルスケア・医療情報通信技術研究会(MICT)の合同ポスター展示(5/29~30)、そして電子情報通信学会スマート無線(SR)研究会による技術展示及び招待講演等(5/31)を実施します。また、恒例の「歴史展示コーナー」では「5Gいよいよスタート! 5世代それぞれの革新と進化」をテーマに、携帯電話の社会インフラの役割と進化の歩みを展示とセミナーによりご紹介します。
       

3 関係機関

  • ◇主催(国研)情報通信研究機構、YRP研究開発推進協会、YRPアカデミア交流ネットワーク
  • ◇後援総務省、神奈川県、横須賀市、(一社)電気学会、(一社)電子情報通信学会、(公社)自動車技術会、(公社)土木学会、(一社)日本建築学会、(一社)測位航法学会、(公社)日本生体医工学会、(一財)テレコムエンジニアリングセンター、(一財)日本ITU協会、(一財)電波技術協会、(一社)情報通信技術委員会、(一社)情報通信ネットワーク産業協会、(一社)全国陸上無線協会、(一社)テレコムサービス協会、(一社)電波産業会、(一社)電気通信事業者協会、(一社)電子情報技術産業協会、(一社)日本ケーブルテレビ連盟、(特非)ITS Japan、京浜急行電鉄(株)、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム、新世代M2Mコンソーシアム、(一社)屋内情報サービス協会、日本無人機運行管理コンソーシアム(JUTM)、スマートIoT推進フォーラム、(独法)日本貿易振興機構、フレキシブルファクトリパートナーアライアンス、第5世代モバイル推進フォーラム、(国研)海洋研究開発機構
  • ◇特別協力(株)横須賀テレコムリサーチパーク
  • ◇協賛情報通信月間推進協議会
  • ◇アカデミア後援団体         
  • IEEE VTS Tokyo Chapter、電子情報通信学会 無線通信システム(RCS)研究会、電子情報通信学会 衛星通信(SAT)研究会、電子情報通信学会 スマート無線(SR)研究会電子情報通信学会 高信頼制御通信(RCC)研究会電子情報通信学会 ヘルスケア・医療情報通信技術研究専門委員会(MICT)

お問合せ・連絡窓口

国立研究開発法人情報通信研究機構
ワイヤレスネットワーク総合研究センター

企画室(小山・澤田)

TEL:046-847-5050(代表)

FAX:046-847-5059

E-mail: wl-publicityアットマークml.nict.go.jp

YRP研究開発推進協会

担当:和田・神村

TEL:046-847-5018

FAX:046-847-5010

E-mail: wtpアットマークyrp.co.jp

WTP2019ロゴ
WTP2019ロゴ
会場内の様子(昨年度実施したWTP 2018会場にて)
会場内の様子(昨年度実施したWTP 2018会場にて)