国立研究開発法人情報通信研究機構（NICT、理事長: 徳田 英幸）は、Beyond 5G研究開発促進事業のうち、初回公募の新規委託研究1課題について、下記のとおり受託者を決定しました。

記

1. 研究開発課題に対する提案課題と受託者

（1） Beyond 5G超大容量無線通信を支える次世代エッジクラウドコンピューティング基盤の研究開発（課題番号 001）

研究開発項目1）高速大容量データ転送を実現する革新的ハードウェア技術の研究開発

研究開発項目2）多種多様なサービスに対応可能な高機能エッジクラウド情報処理基盤の研究開発

（上記、研究開発項目1）及び研究開発項目2）の両方への提案1 件を採択）

■提案課題：Beyond 5Gに向けた革新的高速大容量データ転送ハードウェア開発と高機能エッジクラウド情報処理基盤の研究開発
受託者：国立大学法人東京工業大学（代表研究者）
国立大学法人東海国立大学機構　岐阜大学
公立大学法人滋賀県立大学
富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社
古河電気工業株式会社
古河ネットワークソリューション株式会社
日本電気株式会社
国立大学法人大阪大学
国立大学法人東北大学
楽天モバイル株式会社
概要：本委託研究では、Beyond 5G超大容量無線通信を支える次世代エッジクラウドコンピューティング基盤の開発を行う。日本の強みであるマルチコアファイバ技術を導入して、高速大容量データ転送を可能とする革新的かつ国際競争力の高いハードウェア技術を開発する。さらに、これら新たなハードウェア技術を基盤として、多種多様なサービスに対応可能な高機能エッジクラウド情報処理基盤の研究開発を行い、Beyond 5G における超大容量無線通信、高信頼・極低遅延、超大量端末同時接続を最大限に発揮する将来のCyber-Physical System実現に貢献する。

2. 公募等の概要

本課題については、令和3年1月29 日（金）から令和3年2月22日（月）まで公募を行いました。
NICTは、学識経験者で構成される評価委員会（委員長：中野美由紀　津田塾大学教授）の評価等を踏まえ、受託者を決定しました。
公募の詳細は、以下のWebサイトをご参照ください。

https://www.nict.go.jp/press/2021/01/29-2.html

本件に関する問い合わせ先

イノベーション推進部門 委託研究推進室

中後 明、久保 和夫、鈴木 浩

Tel: 042-327-6011

E-mail: info-itakuアットマークml.nict.go.jp