• 印刷
地域は課題を抱えています。過疎化が進むなか、重要産業である観光振興のためには、地域の魅力を強力に情報発信することが必要です。また、地震・津波・火山に強いまちづくりのためには、地域全体の情報共有によって早期の応急対策や高齢者支援を実現するとともに、観光客・外国人のケアによって地域に対する“安心感づくり”も必要です。
そのためには、スマートフォン、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、人工知能(AI)などで急速に起こっている技術革新が、地域産業や地域メディア、地域防災に貢献できるようにしなければなりません。
そこで、NICTは、2018年3月9日(金)、下田市民文化会館において、下田市および電脳防災コンソーシアムと共同で車座ミーティングを開催することと致しました。本ミーティングによって、課題解決の方策を一緒に考え、将来の協働プロジェクトの可能性を探ります。
ご興味のある皆様のご参加をお待ちしております。

プログラム(敬称略・予定)

13:00開場、13:30開始

(1)開会挨拶・趣旨説明
山口 真吾 慶應義塾大学 環境情報学部 准教授
(2)挨拶
福井 祐輔 下田市長(予定)
(3)地元課題に関する情報交換
司会進行:山口 真吾 慶應義塾大学 環境情報学部 准教授
地元自治体関係者、防災関係者、ケーブルテレビ関係者等
(4)地元課題を伺った上での解決策の提案講演 ※都合により変更になる場合があります
  • “地元を護るケーブルテレビの発展政策担当”
    吉田 宏平 総務省 情報流通行政局 地域放送推進室長
  • “下田北高出身のAI研究第一人者”
    鳥澤 健太郎 国立研究開発法人情報通信研究機構 データ駆動知能システム研究センター長
  • “地域の魅力から国家の防災まで「情報でつなぐ」防災研究者”
    臼田 裕一郎 国立研究開発法人防災科学技術研究所 総合防災情報センター長
  • “誰もが使うLINEを使って高齢者や子供を支援するエキスパート”
    江口 清貴 LINE(株) 公共政策室長、(一社)モバイルコンテンツフォーラム 常務理事、
    (一財)情報法制研究所 専務理事
  • “地域防災に必要となるAI政策に詳しい”
    山口 真吾 慶應義塾大学 環境情報学部 准教授
(5)会場の参加者も交えた活発な意見交換

開催日時 2018年3月9日(金)13:30~16:30
開催会場
アクセス(URL)
下田市民文化会館小ホール
静岡県下田市4丁目1番2号
http://shimoda.main.jp/earth/
主催 国立研究開発法人情報通信研究機構、下田市、電脳防災コンソーシアム
参加対象 一般
参加費 無料
参加申し込み 事前申し込みは不要です。当日会場へお越しください。

お問い合わせ先

国立研究開発法人情報通信研究機構
耐災害ICT研究センター

応用領域研究室 大竹清敬

Tel: 0774-98-6329

E-mail: kiyonori.ohtake@nict.go.jp

慶應義塾大学 環境情報学部

山口真吾研究室

E-mail: shingo5@sfc.keio.ac.jp