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iPOP2018展示の様子
iPOP2018展示の様子

NICTは、5月30日(木)・5月31日(金)にNEC玉川ルネッサンスシティホールで開催される国際学術会議「International Conference on IP + Optical Network 2019 (iPOP 2019)」において、変化する状況に応じ仮想ネットワーク・サービス機能チェイン(SFC)へ割り当てる資源量を自動制御する技術の最新研究成果を展示します。また、複数の機関が合同で、装置を相互接続したデモも行います。皆様のご来場をお待ちしております。


プログラム

展示内容

  • ○背景
    • 限りあるネットワーク資源を有効活用する技術として、仮想ネットワーク・サービス機能チェイン(SFC)の割当資源量を自動で調整する技術の研究開発を進めています。

  • ○NICTの展示
    • 「サービス機能チェイン(SFC)自動制御技術の実験基盤」

      IETF標準(RFC7665,8300)のサービス機能チェイニング(SFC)アーキテクチャに準拠したデータ転送基盤の初期試作版を展示します。この転送基盤には、IETF標準に加え計算機資源制御機構(コントローラ)も合わせて実装しました。当該コントローラは、サービス機能動作中の仮想マシンのCPU利用率変動を基にCPU割当量を動的調整(図1の①)しCPU資源枯渇を回避できます。長期的なCPU資源枯渇が見込まれる場合には、機能を提供する仮想マシンをマイグレーション(図1の②)することも可能です。

図1 サービス機能チェイン(SFC)自動制御技術の実験基盤
図1 サービス機能チェイン(SFC)自動制御技術の実験基盤
  • ○複数機関の合同デモ
    • NICT、並びにアラクサラネットワークス、富士通株式会社、慶應義塾大学、キーサイト・テクノロジー株式会社、日本電信電話株式会社、株式会社OA研究所、レッドハット株式会社、UBiqube Ltd.の8社は、仮想機器およびネットワークの自動制御、光伝送技術といった複数技術のデモを行います(図2)。NICTは、上記「サービス機能チェイン(SFC)自動制御技術の実験基盤」を提供しています。

図2 複数機関による相互接続デモ(イメージ)
図2 複数機関による相互接続デモ(イメージ)
開催日時 2019年5月30日(木曜日)〜5月31日(金曜日)
国際会議の開催日時:
 5月30日10:00~18:20、5月31日9:30~17:30
展示会の開催日時:
 5月30日12:20~18:20、5月31日9:30~15:00
開催会場
場所(住所等)
アクセス(URL)
NEC 玉川ルネッサンスシティ ホール
〒211-8666 神奈川県川崎市中原区下沼部1753
https://www.nec.com/en/global/rd/access/index.html
主催 フォトニックインターネットラボ(PIL)、 ISOCORE
後援 けいはんな情報通信オープンラボ研究推進協議会 相互接続性検証ワーキンググループ、超高速フォトニックネットワーク開発推進協議会(PIF)、一般財団法人 テレコム先端技術研究支援センター(SCAT)
参加対象 ネットワーク分野の研究者・技術者を主な対象としております。
参加費 無料(要参加登録)
※5月30日のレセプションは、参加費1,000円です。
参加申し込み https://www.mmjp.or.jp/ssl.scat.or.jp/pif/ipop19_registration.html
※会場において当日の参加登録も可能ですが、事前オンライン登録(5/27締切)が強く推奨されています。
イベント詳細ページ
(URL)
https://www.pilab.jp/ipop2019/

NICTの展示内容に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人情報通信研究機構
ネットワークシステム研究所 ネットワーク基盤研究室

平山 孝弘

TEL:042-327-7235

FAX:042-327-6680

E-mail: hirayamaアットマークnict.go.jp

iPOP2019のShowcase(展示)に関するお問い合わせ先

iPOP2019展示委員会(Showcase)

E-mail: ipop2019-showアットマークpilab.jp