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周波数資源開発シンポジウム2018の様子
周波数資源開発シンポジウム2018の様子
NICTは、7月5日(金)に、明治記念館において、「周波数資源開発シンポジウム2019-周波数利用の可能性を拡げる次世代ワイヤレス技術-」を一般社団法人電波産業会(ARIB)と共同で開催します。
2019年中に国内で一部サービス開始が予定されている第5世代移動通信システム(5G)の登場を契機に、あらゆるシーンでワイヤレス技術が利用される時代が訪れつつあります。2020年代においては、5Gの利活用に留まらず更に高い周波数や新しい無線の利活用技術の開発が進むことで様々な新サービスの登場が期待されます。具体的には、未開拓の周波数帯域であるテラヘルツ波やミリ波の応用技術、マイクロ波空間伝送によるワイヤレス電力伝送技術、5Gを支える次世代衛星通信技術などが、次世代のワイヤレス技術として注目を集めています。
本シンポジウムでは、新たな電波の利活用により周波数利用の可能性を拡げる次世代ワイヤレス技術に焦点を当て、技術や標準化動向、アプリケーション、政策等について、産学官の専門家による講演を行います。研究者や専門家のみならず、多くの方々のご参加を心からお待ち申し上げます。

プログラム

時間 次第 講師(敬称略)
12:30 開場  
13:00 開会  
13:00~13:05 開会挨拶 国立研究開発法人情報通信研究機構
理事
門脇 直人
13:05~13:10 来賓挨拶 総務省
総合通信基盤局 電波部長
田原 康生
13:10~13:50 基調講演
「最近の電波政策の動向について」
総務省
総合通信基盤局 電波政策課長
布施田 英生
13:50~14:40 講演1
「未開領域への挑戦:テラヘルツ波応用技術」
国立研究開発法人情報通信研究機構
未来ICT研究所長、
ARIBテラヘルツ調査研究会
委員長
寳迫 巌
14:40~15:30 講演2
「ミリ波通信機器の現状とポテンシャル:特別なものから幅広いインフラへと変わりつつあるミリ波通信」
IHSマークイット
シニアアナリスト/ジャパンリサーチ
大庭 光恵
15:30~15:50 (休憩)  
15:50~16:40 講演3
「マイクロ波空間伝送でワイヤレス電力伝送は新たなフェーズへ」
京都大学
生存圏研究所
教授、
ワイヤレス電力伝送実用化コンソーシアム
代表
篠原 真毅
16:40~17:30 講演4
「衛星コンステレーションや衛星5G技術の動向と次世代衛星通信」
国立研究開発法人情報通信研究機構
ワイヤレスネットワーク総合研究センター
宇宙通信研究室長
豊嶋 守生
17:30~17:35 閉会挨拶 一般社団法人電波産業会
専務理事
松井 房樹
17:35 閉会  

※セミナーは定員に達し次第、申込み受付終了となります。お早目に事前登録されることをお薦めいたします。

開催日時 2019年7月5日(金)13:00~17:35
開催会場
場所(住所等)
アクセス(URL)
明治記念館 蓬莱の間
東京都港区元赤坂2-2-23
https://www.meijikinenkan.gr.jp/access/
主催 国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
一般社団法人電波産業会(ARIB)
後援 総務省
協賛 情報通信月間推進協議会
参加対象者 広く一般
参加費 事前登録により無料。
定員に達し次第、受付終了。(定員:250名)
参加申し込み 共催者であるARIBのWebサイトにてお申し込みをお願いします。 https://www.arib.or.jp/osirase/seminar/index.html

お問い合わせ先

国立研究開発法人情報通信研究機構
ワイヤレスネットワーク総合研究センター 企画室

(担当:小山、澤田)

E-mail: wl-publicityアットマークml.nict.go.jp