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今日の情報社会では、あらゆる電気・電子機器が通信機能を持つようになるため、身の回りの携帯無線端末や電子機器、家電製品、電磁エネルギー利用などに対する「安全・安心」の確保に必要なEMC 技術が非常に重要な課題になります。
このような状況を背景として、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)では2006 年秋に産学官連携組織NICT/EMC-net を立ち上げました。おかげさまで延べ610 余名のEMC 技術者が参加し、EMC の様々な課題について、研究会などを通じた情報交換や意見交換、さらに会員参加の巡回測定などを実施しております。
第14 回のシンポジウムは、「EMC in CASE(Connected, Autonomous, Shared & Services, Electric)」を主題として、今年2 月27 日に開催予定でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大防止のために延期といたしました。本シンポジウムをNICT/EMC-net 初のオンライン開催とし、各界の専門家に御講演を頂くとともに、各研究会の一年間の活動を報告し、今後の事業について幅広くご議論頂きたいと考えております。
時間 次第
14:00 開会挨拶
門脇 直人(NICT 理事)
14:10~14:45 基調講演
「未来のクルマとエネルギー 〜モータ/キャパシタ/ワイヤレスへのパラダイムシフト~」
堀 洋一(東京大学 大学院新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻 教授)
14:45~15:20 講演
「コネクティッドカーや自動運転を支える無線通信技術の動向」
野島 昭彦(トヨタ自動車株式会社 電子制御基盤技術部 技範)
15:20~15:55 講演
「自動運転車のEMC」
塚原 仁(日本品質保証機構 参与)
~休憩(15分間)~
16:10~16:25 EMC-net活動報告(1)
EMC測定法研究会・EMC校正法研究会
(主任)藤井 勝巳(NICT 電磁波研究所電磁環境研究室 研究マネージャー)
16:25~16:40 EMC-net活動報告(2)
人体の電磁界ばく露評価研究会
(主任)多氣 昌生(NICT 電磁波研究所電磁環境研究室 上席研究員)
16:40 閉会挨拶
平 和昌(NICT 電磁波研究所長)
※講演タイトルは変更される事があります
開催日時 2020年10月12日(月)14:00〜17:00
主催 国立研究開発法人情報通信研究機構
参加対象者 広く一般
参加費 無料
参加申し込み http://emc.nict.go.jp/emc-net/に掲載されている参加申込書にご記入の上、Eメールにてお送りください。
(締切り 9月28日(月)必着)
受付後、オンライン参加用URL(Zoom Webiner)を送付いたします
なお、定員になり次第、参加受付を締め切らせていただきます。
イベント詳細ページ http://emc.nict.go.jp/emc-net/files/symposium/14th_symposium_201012.pdf(PDF)

お問い合わせ先

国立研究開発法人情報通信研究機構
電磁波研究所 電磁環境研究室

NICT/EMC-net事務局
鈴木 孝子

E-mail: info-emcnetアットマークnict.go.jp