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今日の情報社会では、あらゆる電気・電子機器が通信機能を持つようになるため、身の回りの携帯無線端末や電子機器、家電製品、電磁エネルギー利用などに対する「安全・安心」の確保に必要なEMC技術が非常に重要な課題になります。このような状況を背景として、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)では2006年秋に産学官連携組織NICT/EMC-net を立ち上げました。おかげさまで延べ610余名のEMC技術者が参加し、EMCの様々な課題について、研究会などを通じた情報交換や意見交換、さらに会員参加の巡回測定などを実施しております。
第15回のシンポジウムは、「ニューノーマル時代のEMC」を主題として、各界の専門家に御講演を頂くとともに、NICT電磁環境研究室における今後5年間の中長期計画をご紹介し、みなさまの御意見御要望を承りたく思います。さらに各研究会の一年間の活動を報告し、今後の事業について幅広く御議論頂きたいと考えております。

プログラム

14:00 開会挨拶
門脇 直人(NICT 理事)

第1部 ニューノーマル時代のEMC

14:05~14:40 基調講演1
「持続可能で強靭な社会実現へ向けた電磁波の役割と安心を担うEMC」
安藤 真
(国立大学法人 東京工業大学 名誉教授)
14:40~15:15 基調講演2
「ニューノーマル時代を見据えたCISPR標準化における将来課題
-CISPR運営委員会の審議動向より-」
雨宮 不二雄
(国立大学法人 電気通信大学,CISPR運営委員会委員)
15:15~15:50 講演
「NICT電磁環境研究室の活動計画(R3~R7)」
渡辺 聡一
(NICT 電磁波研究所 電磁波標準研究センター 電磁環境研究室 室長)

第2部 NICT/EMC-net 活動報告

15:50~16:10 EMC測定法研究会・EMC校正法研究会
(主任)藤井 勝巳
(NICT 電磁波研究所 電磁波標準研究センター 電磁環境研究室 GL)
16:10~16:30 人体の電磁界ばく露評価研究会
(主任)多氣 昌生
(NICT 電磁波研究所 電磁波標準研究センター 電磁環境研究室 上席研究員)
16:30 閉会挨拶
平 和昌(NICT 電磁波研究所長)

※講演タイトルは変更される事があります


開催情報

開催日時 2021年7月12日(月)開始時刻14:00〜終了時刻16:40
主催 国立研究開発法人情報通信研究機構
参加対象者 広く一般
参加費 無料
参加申し込み 以下のURLの参加申込登録フォームよりお申込みください。
https://emc.nict.go.jp/emc-net/
(締切り 7月5日(金))
受付後、オンライン参加用URL(Zoom Webiner)を送付いたします
なお、定員になり次第、参加受付を締め切らせていただきます。
イベント詳細ページ https://emc.nict.go.jp/emc-net/

お問い合わせ先

国立研究開発法人情報通信研究機構
電磁波研究所 総合企画室

NICT/EMC-net事務局
空 稚那

E-mail: info-emcnetアットマークnict.go.jp