NPO法人モバイル・コミュニケーション・ファンド加藤 薰理事長(左)と成瀬総括研究員(右)
NPO法人モバイル・コミュニケーション・ファンド加藤 薰理事長(左)と成瀬総括研究員(右)
 2018年10月19日、NICT ネットワークシステム研究所の成瀬 誠 総括研究員が第17回ドコモ・モバイル・サイエンス賞 基礎科学部門 優秀賞を受賞しました。
 ドコモ・モバイル・サイエンス賞は、NPO法人モバイル・コミュニケーション・ファンドにより創設され、情報通信技術・移動通信技術の発展と若手研究者の育成を目的とし、優れた研究成果・論文等の業績を表彰しています。
 今回、基礎科学部門 優秀賞の対象となった業績は「フォトニック知能の創造:近接場光及び単一光子を用いた意思決定の物理的実現」です。
 成瀬総括研究員は、人工知能の重要課題のひとつである意思決定を、従来の光情報処理とは異なる近接場光や単一光子というナノフォトニクス領域や光の素励起で実現することを着想し、今後の人工知能において極めて重要となる機能を、世界で初めて物理的に実現しました。本研究の実システムへの応用には時間を要すると思われますが、光技術の極限性能を使い果たすことで、従来の情報システムの構造が大きく発展する可能性が期待されています。
 ドコモ・モバイル・サイエンス賞 ホームページ
http://www.mcfund.or.jp/mobilescience/

関連プレスリリース等
「アルファベットパターンを光記憶結晶にナノメートルスケールで描画」
http://www.nict.go.jp/press/2018/10/04-1.html
「AIの重要課題である強化学習をレーザーカオスを用いて超高速に実現」
http://www.nict.go.jp/press/2017/08/22-1.html
JST CREST 「ナノ光学と光カオスを用いた超高速意思決定メカニズムの創成」
https://sites.google.com/site/photondecisionmaking/