2019年度新規委託研究の公募について(予告 第二弾)
2019年4月1日
国立研究開発法人情報通信研究機構
NICTは、2019年度に開始する委託研究の課題のうち、下記の3課題の公募を予定しておりますので、お知らせします。詳細につきましては、公募開始後に、NICT Webサイトに掲載される研究開発課題の内容、応募要領等をご覧ください。
1. 公募予定の研究開発課題
(1) 次世代MCM超小型光トランシーバの研究開発
- ・概要:データセンタ用スイッチ装置の省電力化、低遅延化、小型化に向け、スイッチASIC周辺に配置する新たなMCM(Multi-Chip Module)超小型光トランシーバの基盤技術を確立する。具体的には、マルチコアファイバを用いたMCM型光トランシーバ構成方式を開発し、その実現可能性を実証する。
- ・研究開発期間:2019年度~2020年度
- ・研究開発予算:各年度、60百万円(税込)を上限とする。
- ・採択件数:1件
(2)脳波(事象関連電位)- fMRI同時計測に関する研究開発
- ・概要:脳波データとfMRI(functional Magnetic Resonance Imaging)データとの関連付け技術を開発し、脳波による脳活動計測結果にfMRIをベースにした神経科学的なエビデンスを付加することで、脳波による脳情報通信技術(例えば、BMIやニューロフィードバックなど)に関し、脳波の欠点を補完する。
- ・研究開発期間:2019年度~2020年度
- ・研究開発予算:各年度、20百万円(税込)を上限とする。
- ・採択件数:1件
(3)データ連携・利活用による地域課題解決のための実証型研究開発(第2回)*
- ・概要:地域の多様なデータを連携・利活用した課題解決方策の社会実装を促進するため、新たな情報通信技術の技術的課題の研究開発・実証実験を実施する。これにより、分野横断的・産業横断的な統合・融合による地域課題の解決の加速と、研究開発・実証実験で得られたデータが分野や産業を超えて広く利活用される枠組みの構築等を目指す。
- ・研究開発期間:2019年度~2020年度
- ・研究開発予算:各年度、1件当たり10百万円(税込)を上限とする。
- ・採択件数:最大10件
- * 2018年度から「データ連携・利活用による地域課題解決のための実証型研究開発(課題番号 200)」の委託研究を開始しており、今回、この研究開発に関する第2回目の公募になります。
2. 公募開始の時期
2019年4月下旬を予定しています。
3. 公募説明会
2019年5月中旬を予定しています。(東京、大阪他を予定)
4. その他
- ・委託研究制度の概要等については、以下のWebページ内の「委託研究について」をご覧ください。
https://www.nict.go.jp/collabo/commission/itaku_top.html - ・委託研究課題の形成に際しては、NICTが行っているICT分野のさらなる発展に向けた意見募集に対し、外部の皆様(企業、団体、大学、一般の方など)からお寄せいただいた意見も参考にしています。
本件に関する問い合わせ先
イノベーション推進部門 委託研究推進室
Tel: 042-327-6011
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